サラリーマンを辞めてアーリーリタイアしようと考える人と、事業を始めようと考える人はどちらが多いのだろうか。
どちらもサラリーマンを辞める・・・ということに関しては共通で、似ているところもありますね。
組織に組み込まれ、制限された状況から解放され自由になる・・・というところです。
実際、Ranpaもサラリーマンを卒業して事業をしたい・・・と考えていましたから。
真逆の関係
サラリーマンと比べれば、どちらもリスクが高いのが共通点。
サラリーマンを辞める時点で、どちらも安定した給与収入が無くなりますので。
しかし、真逆のところもありますね。
アーリーリタイアは働くことを早く辞めることですが、事業主は生涯現役となりやすい。
経営者は定年が無い
サラリーマンの時には、たくさんの中小企業の経営者と接してきました。
経営者に定年はなく、子供に継がせても働き続けるパターンが多かったと思います。
ある意味、中小企業の経営者は自転車操業に近いものですから、事業の継続がイコール働き続けること・・・となりやすい。
これは、士業と呼ばれる先生達も同様ですね。
近いようで
もちろん、起業して上手く行けばアーリーリタイアするよりも楽しい人生になるのかもしれません。
ただ、生涯現役に近いかたちで働くとすればどうだろう。
我慢して働くサラリーマンであれば、どちらも魅力的に感じるとは思うのですが、近いようで両者は遠い存在であろうと思うのです。
働くことが好きでなければ、アーリーリタイアを選ぶのが得策ではないかと感じます。