ジワジワと退職のカミングアウトを進めています

2017年12月3日日曜日

アーリーリタイアの心境

アーリーリタイアの開始まで1年を切りましたが、1年弱もあります。
この時期、会社は人事異動の準備をする時期ですので、来期の体制を考えるうえで、事前に退職をカミングアウトしておきたいものです。

会社では45歳にもなると、ジョブローテーションで想定外の部門へ突然移動することは少なく、スペシャリスト色が強まり固定化する傾向があります。また45歳で転職することも少なくなってきます。そのため、上司を含めた周辺の人は、いなくなることを想定せずに仕事を任せている状況になりますが、「おいおい、その企画をリリースする頃には退職して、いないぞ!!」というものが増えてきました。

後任者に十分な引継ぎをして、部門の運営に影響がないよう退職するためには、人事を含めた体制準備をしていく必要があることから、ジワジワと退職のカミングアウトを進めています。

一般的な退職報告のシチュエーション

一般的には、1~3ヶ月前に退職の旨を会社に報告する必要があると、就業規則に規定されていると思います。上司に「ちょっといいですか?!」と別室に移動して、「実は・・・」と退職を話すシチュエーションを想像してしまいます。

Ranpaも部下に、「ちょっといいですか?!」と別室に呼ばれたことは何度もありますが、たまたま幸せなことに、退職の報告を受けたことはありません。「ちょっといいですか?!」と呼ばれて別室に行くまでは、「何を言い出すんだろう??」と本当に気になるものです。

退職する理由にもよりますが、上司としては、なるべく部下に退職してもらいたくはないものです。会社で働きやすい職場をつくることは上司の役割でもあるため、人間関係や仕事がしんどいなどの理由で退職される場合は、上司としては失格になるからです。

退職ではなくても、結婚や妊娠など、何らかの重大事由があるから別室に呼ばれる訳で、「ちょっといいですか?!」は本当に気になるものです。


カミングアウトの状況

まだ1年近く先のため、具体的に退職する意思を報告するというより、来期の構想を少人数で打ち合わせをしているときに、「45歳になれば早期退職制度の対象になるので、いなくなるかもしれませんよ!」と話をしています。周りの人達は、本気で言っているのか、冗談なのか判断しにくい内容ですが、現時点ではその程度の話をしておけば、退職する可能性を考慮して、今後の体制を構築してくれるものと思います。

定年退職ではないため、普通は1年も前に退職のカミングアウトをする人は少ないと思いますが、1年前から言っているということは転職でもなく、急な事情があるものでもなく、早期退職でアーリーリタイアすることに、前向きに捉えてくれているような感じです。

会社組織は想像よりも強力な補完機能がある

今の部署に長く在籍しているため、今のところRanpaがその分野ではいちばん詳しいという分野の仕事が多くあります。悪く言えば属人化してしまっている仕事ですが、仮に突然会社に来れなくなっても、会社は運営されていく強力な補完機能があることは、これまで何度も経験してきました。

退職する者が、会社のために早めにカミングアウトしておくことは、必要なことと考えていますが、もしかしたら来期は役職から外されて、給料がダウンしてしまうこともあると思います。給料ダウンによりアーリーリタイアの準備資金が少なくなることもリスクとして考えておく必要があります。

自己紹介

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金融系に勤めるサラリーマンでしたが、早期割増退職金の制度を使って、45歳になった2018年10月末に会社を退職しました。 このブログは退職の1年前から記載を始め、アーリーリタイアを目指すサラリーマンの心境と、アーリーリタイア生活開始後の心境を記載するものです。 家族構成は子供なし、嫁と2人の生活です。
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