国内総合リース首位で、球団も保有しているオリックスです。
2018年3月期上期の業績
当期利益は、中間期として過去最高の1,660億円
1株あたりの中間配当金は27円
(2017年3月期上期は23円、2016年3月期上期は22円)
1,100株分の配当金は39,700円
2018年12月1日の株価による利回り
昨日12月1日の株価終値は1,935円でしたので、中間配当だけで1.4%、期末配当を含めると3%以上になりそうです。
そのほか、株主優待として、名産品カタログギフトが送付され、好きな商品を1点選んで送付いただいています。写真は1,000株と100株に分かれていますが、名義を嫁と分けて2口の優待をいただいています。
リーマンショック後、業績の拡大を継続し、国内の利益ランキング20位クラスとなっていますが、ここ最近の株価上昇にもかかわらず、優待付きで、3%以上の配当率は良い銘柄ではないかと思います。
Ranpaはここ数年、優待のギフトとして嫁の分あわせて2口のハムをいただいています。ハムは嫁が好きなのでRanpaは殆ど食べていませんが。
中間配当のお知らせの内容
- 世界的な低金利環境により「事業分野」と「投資分野」それぞれで事業拡張
- 国内・海外で電力事業に注力
- 関空・伊丹・神戸空港を運営するコンセッション事業に参画
- 米国の不動産金融会社を買収
- 国内ではBPOのプリマジェスト社や航空機に投資
- 再生可能エネルギーCM開始
事業内容の印象
業種としてはリース業に属しますが、ノンバンクの自由度を生かして幅広い金融分野に事業を拡大しています。従来型の自動車リース・銀行・生保事業の他に、電力・ホテル・コンセッションなどの投資銀行事業を手がけ、ベースとなる金融事業を基礎としながら、投資利回りの高い事業に投資し、高い利益率を確保するビジネスモデルのようです。
国内はもちろん、世界的な低金利環境により、投資額を増加させることができ、それにより収益を拡大させている印象です。
今後のスタンス
11月初めに2,000円を更新後、1,800円台まで下落し、11月末ごろにかけて若干戻し、また2,000円に迫りつつあります。2,000円の大台到達時には利益確定の売りをしたいところですが、業績良くて配当利回りも高いことから、本来あるべき株価よりもまだ安い状況にあると捉えています。そのため、当面は長期保有する前提で、優待と配当をもらうことを継続する予定です。