利回り4.6%、いちごオフィスリート投資法人から分配金のお知らせが届きました

2018年1月25日木曜日

リート

4口保有しているJリート、「いちごオフィスリート投資法人」から分配金のお知らせが届きました。
主に関東で中規模のオフィスビルを投資先とするリートで、不動産会社のいちご株式会社がスポンサーとなっています。

第6期 2017年10月の業績

1口あたりの分配金は1,930円
(2017年4月期は1,923円、2018年4月期は1,940円の予想)
  • テナントの稼動率は98.1%
  • 借入金比率(LTV)は47.5%
  • 物件数は85件

2018年1月22日の価格による利回り

1月25日の終値は82,200円でしたので、通期で計算すると4.6%の分配率です。先日記載したトーセイ・リートよりも利回りは低いですが、オフィス中心としては非常に高い利回りとなります。

Ranpaは4口ですがNISA口座で購入をしたものです。いちごオフィスリート投資法人は以下の評価をしています。トーセイ・リート投資法人とほぼ同じような位置付けですが、NAV倍率はこちらの方が高めです。
  • 利回りが高めの割りに、有利子負債率が低い
  • NOI利回りと、分配金利回りが同水準で高い
いちごオフィスリート投資法人の特徴
  • 保有不動産の平均築年数はかなり古い
  • 保有不動産の規模が小さい
  • 保有不動産は都心部が多い
物件はほとんど東京経済圏で、その半数がオフィスで小さく古いものが中心です。この辺りもトーセイ・リート投資法人とほぼ同じです。

資産運用報告書には15期連続増配のJリート最長記録を達成したとの記載がありました。これは立派なことですが、継続させるための調整をされても困りますが・・。リノベーションについてもトーセイ・リート投資法人と同じように掲載されています。

2018年から都内中心部で大規模ビルの大量供給が始まるが、ここは小規模オフィスを中心としているため、テナント層が重複する可能性が低いと考えているようです。



オフィス系リートについて

トーセイ・リート投資法人といちごオフィスリート投資法人の報告書を確認しましたが、どちらも稼動率は高く、資金調達の環境は良く、当面は好業績が続くように思います。一方で、新規の物件は競争が激しく、外部成長しても高い利回りを見込みにくくなっているようです。

リートの分配金利回りを中心に考えると、地方物件に投資するものになってきます。しかし、人口は地方から急激に減少してくるので、オフィス系は都市部を中心とした投資を考えています。その上で利回りを得るため、トーセイ・リート投資法人といちごオフィスリート投資法人のような特色のあるリートに投資をしています。

自己紹介

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金融系に勤めるサラリーマンでしたが、早期割増退職金の制度を使って、45歳になった2018年10月末に会社を退職しました。 このブログは退職の1年前から記載を始め、アーリーリタイアを目指すサラリーマンの心境と、アーリーリタイア生活開始後の心境を記載するものです。 家族構成は子供なし、嫁と2人の生活です。
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