主に関東で中規模のオフィスビルを投資先とするリートで、不動産会社のいちご株式会社がスポンサーとなっています。
第6期 2017年10月の業績
1口あたりの分配金は1,930円
(2017年4月期は1,923円、2018年4月期は1,940円の予想)
(2017年4月期は1,923円、2018年4月期は1,940円の予想)
- テナントの稼動率は98.1%
- 借入金比率(LTV)は47.5%
- 物件数は85件
2018年1月22日の価格による利回り
1月25日の終値は82,200円でしたので、通期で計算すると4.6%の分配率です。先日記載したトーセイ・リートよりも利回りは低いですが、オフィス中心としては非常に高い利回りとなります。
Ranpaは4口ですがNISA口座で購入をしたものです。いちごオフィスリート投資法人は以下の評価をしています。トーセイ・リート投資法人とほぼ同じような位置付けですが、NAV倍率はこちらの方が高めです。
- 利回りが高めの割りに、有利子負債率が低い
- NOI利回りと、分配金利回りが同水準で高い
いちごオフィスリート投資法人の特徴
資産運用報告書には15期連続増配のJリート最長記録を達成したとの記載がありました。これは立派なことですが、継続させるための調整をされても困りますが・・。リノベーションについてもトーセイ・リート投資法人と同じように掲載されています。
2018年から都内中心部で大規模ビルの大量供給が始まるが、ここは小規模オフィスを中心としているため、テナント層が重複する可能性が低いと考えているようです。
- 保有不動産の平均築年数はかなり古い
- 保有不動産の規模が小さい
- 保有不動産は都心部が多い
物件はほとんど東京経済圏で、その半数がオフィスで小さく古いものが中心です。この辺りもトーセイ・リート投資法人とほぼ同じです。
資産運用報告書には15期連続増配のJリート最長記録を達成したとの記載がありました。これは立派なことですが、継続させるための調整をされても困りますが・・。リノベーションについてもトーセイ・リート投資法人と同じように掲載されています。
2018年から都内中心部で大規模ビルの大量供給が始まるが、ここは小規模オフィスを中心としているため、テナント層が重複する可能性が低いと考えているようです。
オフィス系リートについて
トーセイ・リート投資法人といちごオフィスリート投資法人の報告書を確認しましたが、どちらも稼動率は高く、資金調達の環境は良く、当面は好業績が続くように思います。一方で、新規の物件は競争が激しく、外部成長しても高い利回りを見込みにくくなっているようです。
リートの分配金利回りを中心に考えると、地方物件に投資するものになってきます。しかし、人口は地方から急激に減少してくるので、オフィス系は都市部を中心とした投資を考えています。その上で利回りを得るため、トーセイ・リート投資法人といちごオフィスリート投資法人のような特色のあるリートに投資をしています。
リートの分配金利回りを中心に考えると、地方物件に投資するものになってきます。しかし、人口は地方から急激に減少してくるので、オフィス系は都市部を中心とした投資を考えています。その上で利回りを得るため、トーセイ・リート投資法人といちごオフィスリート投資法人のような特色のあるリートに投資をしています。