アーリーリタイアに必要な資金の考え方、いくら必要か以外に

2018年4月8日日曜日

資産状況

アーリーリタイアに必要とする資金については何度も考えてきました。Ranpaは45歳で1億円+持ち家を目標に準備を進めてきました。リタイア直前となると、「いくら必要か」よりも「どう使うか」が重要になってきました。

アーリーリタイア資金の使い方

当初、アーリーリタイア開始までに1億円の資産を準備して、その資金で地方の安い中古マンションを購入することを考えていました。保守的な試算をしていたので、実際には1億円の他に、中古住宅を購入することができました。

住宅購入の記事
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その1億円の資産の使い方については2つの方針があります。
  1. 積極的に運用して、生活費相当額、またはそれ以上の運用益を目指す
  2. 保有資産の取り崩しだけでは不足する部分のみを運用でカバーする
死亡時に資産を余らせても意味が無いため、これまで2をベースに考えてきました。

アーリーリタイアが近づくと欲が出てくる

本気でアーリーリタイアに必要な資金を考えるときは、Ranpaのように2をベースに考えると思います。必要資金が絶対的に不足するときや、リスク承知でアーリーリタイアする場合であれば1になるでしょう。

運用にはリスクがともなうため、リタイアしてサラリーマンに戻りたくなければ、リタイア時に保有した資産を減らすことはできないから2がベースになります。

しかし、アーリーリタイアが現実のものとなれば、保有資産をうまく運用すれば資産を取崩さずに運用益だけで生活できるのではないか・・・。や、運用益を増やせばもっと贅沢な生活ができるのではないかという欲が出てきます。

実際に、ソーシャルレンディングに数千万円を投資し、毎月30万円程度の収入を得ている人のブログも見かけます。Ranpaも保有資産を積極的に運用すれば、リタイア開始時の資産よりも増やしていくことができるようにも思えてきます。

資産の使い方で重要なこと

生活費を保有資産から取崩していけば、時間の経過とともに保有資産が減少していきます。当然ですが、保有資産が少なくなれば、運用益も少なくなってしまいます。

リタイア当初から資産を取崩さず運用益で生活できれば、将来に渡って運用益を確保することができますが、リスクは高くなります。

つまり、リスクを取って運用するか、安全な運用のみとして資産を取崩すかの判断をすることになります。しかも、資産が減るまえに・・・。

Ranpaのスタンス

今のところ、死亡時に資産を余らせても意味は無いが、なるべく資産の取り崩しは少なくしたいという中間的な方向性を選択する予定です。

アーリーリタイア いくら必要、必要資金」に記載しましたように、想定する生活費240万円/年のうち、100万円を資産から取り崩し、140万円を運用益とします。

年間100万円程度であれば、それほど資産減少としてのインパクトはなく、140万円/の運用であれば安全な運用範囲内でしょう。

現段階ではその方針とし、アーリーリタイアを開始してから、実際に使っている生活費をもとに再計算して使い方を考えていこうと思います。

アーリーリタイアに必要な資金は、使い方によっても変わってくるということでしょう。
リタイア資金については過去に何度か記載記事がありますので掲載します
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自己紹介

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金融系に勤めるサラリーマンでしたが、早期割増退職金の制度を使って、45歳になった2018年10月末に会社を退職しました。 このブログは退職の1年前から記載を始め、アーリーリタイアを目指すサラリーマンの心境と、アーリーリタイア生活開始後の心境を記載するものです。 家族構成は子供なし、嫁と2人の生活です。
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