定年退職とアーリーリタイアの違い

2018年5月30日水曜日

年齢

最近、人生100年時代とよく聞くようになりましたが、高齢者人口が増加しています。

当然、100歳まで長生きすれば、定年退職後の時間が長くなります。そのような環境変化もあり、60歳の定年を65歳などに延長する会社も多くなりました。

定年60歳と65歳の違い

会社が60歳の定年から65歳に変更する場合、従業員側の立場では喜ぶべきことでしょうか。

普通、従業員は給与で生活しているため、雇用の確保が最大の関心ごとと思われそうですが、実際には人によるところでしょう。

Ranpaの会社では65歳の定年になりましたが、60歳を過ぎれば、雇用を確保する代りに『役職定年』として給与は下がってしまいます。

そのため60歳で退職する人もいますね。


60歳とか65歳は誰が決めた?

定年退職は、まだ60歳が一般的と思いますが、年金受給開始も65歳であり、65歳という年齢は一般的になってきました。

しかし「悲報、公的年金の受給開始年齢を引き上げる?」に記載しましたように、公的年金の受給年齢は段階的に変化しており、諸外国も長寿化によって同じような動きをしているようです。

何となく一般的になっている60歳や65歳は、退職する人の都合ではなく、会社都合として決まってきたものではないでしょうか。

何となく定年時期が決まる

定年退職の年齢は各会社によって決められています。定年のない会社もあるでしょう。

出光興産は定年の無い会社で有名でしたが、定年制に切り替えたと聞いたことがあります。

従業員は会社ごとに決まった定年があって役員にでも成らない限り、いつかは退職することになります。しかし、従業員は退職しても、会社は潰れない限り続いていきます。

いつか退職することについて、会社側が勝手に線引きした年齢が、定年ではないかと思います。


いつかは退職すると考えれば

毎日サラリーマンとして勤務していれば、自分が退職することを身近に考えることは少ないでしょう。

定年が近くなって、やっと、具体的に考え始めることが多いのではないでしょうか。

もちろん、「高齢でもバリバリ働く人の心境を知るため、資産家や政治家の年齢を調査」に記載したように、働くことが趣味という人もいるとは思いますが・・・。

サラリーマンとして会社で永遠に働くものではないことは、分かっていても、実感として感じにくいと思います。

定年とアーリーリタイアを比べたら

アーリーリタイア、特に40代では特殊なものと見られがちで、良い大人が働かずに・・・や、義務を果たしていないなど、マイナスイメージがあります。

一方、定年退職は定められた期間を働きあげた、尊敬すべきイメージがあります。

しかし、永遠に働くものではないので、リタイアが少し早い人がいれば、定年まで働く人もいる・・ただそれだけの違いですが、感じ方はそうではありません。

日々、サラリーマンとして勤務していれば、自分が退職することを身近に考えることが少ないので、45歳でそのような計画をする人が少ないですが、よく考えてみると、それほど大きな違いは無いように思います。

自己紹介

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金融系に勤めるサラリーマンでしたが、早期割増退職金の制度を使って、45歳になった2018年10月末に会社を退職しました。 このブログは退職の1年前から記載を始め、アーリーリタイアを目指すサラリーマンの心境と、アーリーリタイア生活開始後の心境を記載するものです。 家族構成は子供なし、嫁と2人の生活です。
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