今保有している社債は「資産・収入状況」に記載のとおり、以下の7銘柄ですが、以前は色々と投資して無事に満期になっています。
- 新生銀行
- ゴールドマンサックス
- ソフトバンク
- マッコーリー
- シティー
株式と社債の違い
ネット証券などによる株式の購入は一般的になっていますが、社債への投資は一般的ではないようです。
今回のソフトバンクは規模が大きく4,100億円も集めるので、ネット証券でも購入できます。
地味に発行されるものについては、大手証券会社の対面チャネルのみ取扱うことも多いです。
あたりまえですが、社債は株式と違って満期まで保持すれば、投資額が戻ってくるので値動きはありません。
しかし、満期までの間であれば、株式ほどではありませんが、評価額は変動します。
保有している社債の評価額
社債の評価額は証券会社の管理画面で確認できます。保有しているソフトバンク社債の評価額は以下の表示でした。
- 第1回劣後特約付無担保社債800万円:+140,800円
- 第2回劣後特約付無担保社債900万円:+254,700円
- 第51回無担保普通社債800万円:+213,600円
社債の期間について
今回の社債は6年で、長いと感じる人は多いでしょう。
Ranpaの保有しているシティは15年、ゴールドマンやマッコーリーは10年の社債です。
当初、社債を購入するときは、10年も保有できない・・・や、発行体の10年先はどうなっているのだろうか・・・などの不安はありましたが、「年を取ると時間の経過が早いと感じるジャネーの法則について」に記載のように時間の経過は早いものです。
また、途中で手放したことはありませんが、換金することも可能なようです。
大手証券であれば既発債権の募集もしており、営業担当者に換金したい旨を相談すれば購入したい人を探してくれるようです。
社債をメインで購入していた頃は、大手証券会社の営業担当に、○○の既発社債が売りに出されたら連絡してくださいと依頼しておき、良いものが出たら投資するということをしていました。
ソフトバンクについて
ソフトバンクは「期間6年のソフトバンク社債について」でも記載しましたが、巨額の負債によるレバレッジをして利益を出しています。
有利子負債は17兆あり、会社というより国のような規模になっています。
そのため、JCRではA-の格付けですが、S&PはBB+、ムーディーズではBa1と格付けは良くなく、利回りの高い社債を発行する理由となっています。
ただし、携帯事業からは多額のキャッシュフローが安定的に入ってくるので、簡単に破綻することは無いと考えます。
その他、「種まき投資で、大きく実ればラッキーな方法」に記載したように、投資業務で多額の含み益があり、その気になれば現金化することも可能と思います。
マイナス金利で1%台の利率になってしまいましたので、ソフトバンクとして過去の社債よりも有利な発行でしょう。