会社に行かなくなって1年となりましたが、最初の2ヵ月は有給を消化していたので、正式に無職になったのは今年の1月からです。
有給期間中と正式に無職になった後とでは、会社に行かなくなったという点では同じですが、以下のような違いがあります。
<給料>
有給期間中:貰える
無職になってから:貰えない
<社会保険料>
有給期間中:給料から控除される
無職になってから:自分で支払う必要があり、高額になる
<健康保険>
有給期間中:会社の健康保険に自動的に入っている
無職になってから:任継続の手続きをして入れてもらう
<失業保険>
有給期間中:無職ではないので手続きはできない
無職になってから:手続きできる
<ステータス>
有給期間中:まだサラリーマンと言える
無職になってから:本当の無職になる
有給期間中は半分はサラリーマンでいるような気持ちでしたが、有給が終わった瞬間、つまり無職となった瞬間に、大海原に1人で乗り出したような気持ちになったものです。
そのような違いがあるため、お金の面では正式に無職となった1月からカウントを始めました。
関連ブログ:退職時に全ての有給を消化するには
アーリーリタイアして10ヵ月で使ったお金
これからアーリーリタイアを目指される方には非常に興味のある情報であろうと思いますので、アーリーリタイア1年目に使ったお金を掲載していきます。
前提は、嫁と2人生活でローンなしの持ち家です。
税金・保険は、サラリーマン時代の収入を元に計算された金額を支払っているので高額になってしまいます。
逆に、それ以外の費目についてはリタイアして2年目以降も金額の変化は無いであろうと思います。※1月の日用品は引越し関連費用なので除く
因みに税金・保険の費目が3.7万円となる月は健康保険料のみの支払いであったのですが、その月は15~20万円ぐらいで生活が出来ています。
来年の4月以降は国民健康保険に切り替えるので安くなり、住民税が無くなる予定ですので、今まで通りの生活であれば20万円を越す月は無くなる予定です。
関連ブログ:リタイア後8月ヵ月間の生活費を考察する
まとめ
今年の11月と12月は税金の支払いが無いため、予定通りであれば20万円以下。アーリーリタイア1年目の合計として使ったお金は300万円強ぐらいになる見込みです。
もし無計画で、収入が無くなった1年目に300万円の出費となれば痛い金額です。
しかし、アーリーリタイアの計画段階で予定しておけば、大きくても計画通りとなるので、許容範囲の金額になるでしょう。
リタイアして使うお金は、家族構成や生活スタイル、資産構成(持ち家かどうかなど)によって大きく変わるとは思いますが、アーリーリタイア1年目の実数値として参考にしていただければ幸いです。