アーリーリタイア2年目、今年の方針

2020年1月3日金曜日

リタイア後の生活

方針と聞くと、サラリーマン時代によく聞いた会社の経営方針を思い出してしまいますが、アーリーリタイア2年目となる2020年に向けた方針について・・・。

振り返ってみると、アーリーリタイア1年目は概ね計画通りであったと思います。

投資したリートが上昇したことは想定よりも良かったことですが、生活面やキャッシュフローなどは計画通りに進んでいます。

想定外のことが無ければ2年目となる2020年も計画通りに進みそうですが、気を付けるべきこともあるため、今年の方針として意識したいと思います。

物欲・収集欲をコントロールする

普段から無駄な物欲・収集欲には惑わされないようにすべきですが、2020年はこれを方針として強く意識していきたいと思います。

これは、必要なものまで節約するという考え方ではなく、不必要なものは買わないという意味です。

当たり前に見えますが、人は油断すると不必要なものばかり買ってしまいます。

買う時は正しく判断しているように思えるのですが、後になると不必要であったと気付きます。

アーリーリタイア1年目は、それまで継続的にあった給与収入が無くなったことで、今までよりも無駄な物欲・収集欲を見つける力が増したように感じます。

アーリーリタイア2年目になれば気の緩みが出てくると思いますので、方針として意識すべきであろうと思います。


そもそも物欲・収集欲とは・・・

販売する側はあの手この手で売り上げを増やそうとするため、世の中には購入意欲を刺激させるもので溢れています。

より良いものを持ちたい、より多く集めたい・・・というのは人間の本能的な感覚のように思えます。

動物は満腹時以外は常に食べ物を探すようですから、そのような本能が今でも残っているのでしょう。

これは不必要だ・・や、これ以上買えばお金が厳しい・・などと理性で制御をしているのだろうと思います。

しかし、時折、その理性が効かなくなる時が出てきます。

物欲・収集欲が勝る時

物欲・収集欲はサラリーマン時代の方がコントロールしにくかったのではないかと思えます。

それは、給料が定期的に入るため、多少の無駄をしても時間が補填してくれる感覚となり、要不要の判断が甘くなってしまうからでしょう。

また、サラリーマン時代は自由を犠牲にしているので、自分への褒美として少しぐらい無駄をしても良いだろうと考えてしまいます。

そのような環境から卒業することも、アーリーリタイアを目指した理由の1つです。

しかし、アーリーリタイアしてからでも、広告などで希少価値やお得感を訴えられると、物欲・収集欲が勝りそうになる時が出てきます。

アーリーリタイア2年目、今年の方針

本当に必要なものにはお金を使い、無駄なものにはお金を使わないようにすることで、お金の投資効果は高められるのではないかと考えます。

幸福感は数値化しにくいものですが、100万円を投資して得た幸せが、10万円を投資して得た幸せよりも常に10倍大きいとは限らないでしょう。

幸福感にもコスパがあって、コスパの良い幸福と、悪い幸福があるのだろうと思います。

2年目は無駄な物欲・収集欲に惑わされないようにして、コスパの高い幸福を手に入れていきたいと思っています。

自己紹介

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金融系に勤めるサラリーマンでしたが、早期割増退職金の制度を使って、45歳になった2018年10月末に会社を退職しました。 このブログは退職の1年前から記載を始め、アーリーリタイアを目指すサラリーマンの心境と、アーリーリタイア生活開始後の心境を記載するものです。 家族構成は子供なし、嫁と2人の生活です。
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