物欲を理解する

2020年7月21日火曜日

時事ニュース

新型コロナによってミニマリストでも買いだめに動いているというニュースを見たのですが、ミニマリストや断捨離など、物欲から解放された生活を目指す人は多いと思います。

買う前は欲しいと思っていても、買った後にはすぐに要らなくなることを何度も経験するのですが、それを繰り返してしまいます。

しかし、ミニマリストを目指して闇雲に我慢することで幸せになるとも思えませんし、むしろストレスになってしまうようにも思えます。

物欲を理解するれば、少しは要らないものまで買わないようになるのでしょうか。

Ranpaが考える物欲とは

物欲とは、所有と使用のアンマッチをさせるものではないかと考えます。

本来、所有は使用のためのプロセスであって、使わなければ所有しても意味の無いものになります。

投資する目的で購入する場合であっても、転売益を獲得したり、貸して賃料収入を獲得するという意味においては使用していると言えるでしょう。

しかし使わないものでも、所有したいと思うことはよくあります。

使うものを購入するのは当然の行為として、使わないものまで欲しくさせるものが物欲の正体で、所有と使用のアンマッチを発生させる原因ではないでしょうか。


家や車のことを考えると

本来、家は住むためのもので、そこである程度快適に生活が出来れば良いはずですが、あったらいいな・・・というものを色々と追加してしまいます。

全館空調や、床暖房、太陽光発電等々、色々とあったらいいな・・・というものが欲しくなってきます。

別荘を持つこともそうです。

車も同じで、ワンランク上のものが欲しくなったり、色々なオプションを付けたくなります。

それらを所有すれば満足はするものの、あまり使用しないことが多かったりもします。

本当であれば、家ならば賃貸でも良くて、旅行したければホテルを使えば良い訳で、車はレンタカーやカーシェアリングで良かったりもします。

もし他人のものであれば違った評価になる

もし、自分のものではなく、他人ものを購入する時でも、そのような物欲は顔を出すでしょうか。

知り合いから購入する際に相談を受けた時には、〇〇は使わないから無駄だよ・・・と、アドバイスしてしまうように思います。

会社で必要なものを購入するときも同様、経済合理性に基づき、利用価値の無いものは購入する必要はないと判断します。

物欲は自分に対して作用するものなので、自分と他人とでは同じものを購入する場合であっても購入対象への評価が異なるのでしょう。

世の中は購入意欲を刺激するもので溢れていますので、物欲がどんどん反応し、使用しないものまで所有さようとしてしまいます。

そんな時、親族や友人が購入する場合にどうアドバイスするかを想像してみることで、冷静さを取り戻すことが出来るのかもしれませんね。

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金融系に勤めるサラリーマンでしたが、早期割増退職金の制度を使って、45歳になった2018年10月末に会社を退職しました。 このブログは退職の1年前から記載を始め、アーリーリタイアを目指すサラリーマンの心境と、アーリーリタイア生活開始後の心境を記載するものです。 家族構成は子供なし、嫁と2人の生活です。
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