生活費はどこまで削ることが出来るか

2020年9月10日木曜日

生活費

リタイア生活の水準は人それぞれですが、ミニマムにまで削ることが出来る生活費も人それぞれあるように思えます。

自身のリタイア生活において、平常時の生活費と、ミニマムまで削った場合の生活費を把握しておけば安心感が持てます。

生活費には、削りやすい費目と、削ることが出来ない費目がありますので、具体的に区分けして、ミニマムとなるであろう限界を把握してみます。

削ることが出来る費目は

前提はローン無の持ち家、住民税非課税、国民年金全額免除、国民健康保険7割減額で、嫁と2人暮らしをしているRanpaの水準です。

これまでの経験で分かってきた平均的な生活費としては合計で17.7万円/月、その内訳を分類してみました。

①削りやすい費目
 スーパー購入費(平均4.5万円)
 外食費(平均2.5万円)
 日用品費(平均1.5万円)
 交通費(平均1万円)
 合計(平均:9.5万円)

外食(外出)をせず、スーパー購入も多少減らせば、交通費も減って合計で3.5万円程度は削ることが出来そうでしょうか。

②頑張れば削ることが出来る費目
 通信費(平均1.4万円)
 その他(平均4.3万円)
 合計(平均:5.7)

リタイア生活にネットは重要ですが、格安携帯+ポケットwifiで頑張ったとすれば通信費で0.5万円ぐらい、その他は雑費ですが、その中には人間ドックの積立金を含めています。

人間ドックをせずに自治体がやっている検診だけとし、その他意識すれば雑費は合計で2万円ぐらい削ることができそうでしょうか。

③削りにくい費目
 公共料金(平均1.5万円)
 税金・保険(平均1万円)
 合計(平均:2.5万円)

公共料金や税金・保険は削れないため、①②の合計削減額は6万円ぐらいとなり、計算上は11.7万円/月まで少なくなります。


11.7万円の生活はこんなもの

11.7万円/月の生活をイメージすると、基本的には外出をせず家の中で過ごし、食事も自炊中心になるのでしょう。

外出して、ちょっと欲しいな・・・と思ったものも、なるべく買わないようにします。

あったらいいな・・・と思って、つい買ってしまうものも、なるべく買わないようにします。

少々、貧祖にはなりますが、不可能でも無いレベルでしょうか。

そうすると、生活費の想定は15万円にすることが出来ます。

これで十分貧祖になってしまうため、それ以上削ることは厳しいように感じました。

リタイア資産が底をつく時のことを考えて

リタイア資産が想定以上に早いスピードで減少していく状況になったり、投資で失敗して大きく減らしてしまった場合のことも考えておきます。

その場合、選択肢としては、生活費を少なくするか、働いて給与収入を得るかだろうと思います。

万が一の時は生活費を切り詰めれば何とかなる・・・と簡単に思ってしまうのですが、意外に削ることが出来る費目は限られますね。

万が一の事を考えすぎればアーリーリタイアが出来なくなってしまいます。

そのため、想定外のことが起きても、こうすれば耐えられる・・・と、準備しておくことで具体化が進んでいくように思えます。

興味がある方はこちらもどうぞ。。関連ブログ。
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自己紹介

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金融系に勤めるサラリーマンでしたが、早期割増退職金の制度を使って、45歳になった2018年10月末に会社を退職しました。 このブログは退職の1年前から記載を始め、アーリーリタイアを目指すサラリーマンの心境と、アーリーリタイア生活開始後の心境を記載するものです。 家族構成は子供なし、嫁と2人の生活です。
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