リタイア生活における嬉しい誤算

2020年9月11日金曜日

生活費

国や県が建てた公共施設の利用率が計画を大きく下回っている・・・というような話をニュースではよく聞きます。

やることありき・・のその後は、悲しい誤算となることが多いのでしょう。

では、アーリーリタイアの計画についてはどうでしょうか。

きっちり準備・検討をしたアーリーリタイア計画について考えてみます。

リタイア資産にはバッファーがある

普通、アーリーリタイアをするためのリタイア資産は保守的に計算されると思います。

アーリーリタイアは片道切符ですので、少しぐらい計画通りではないことがあっても、十分に耐えられるよう計算しなくては危険ですから・・・。

逆に言うと、計画通りであれば時間の経過とともに、リタイア資産は余裕が出てくるはずでしょう。

これはリタイア生活における嬉しい誤算で、それはかなりの高確率で発生すると思います。

もし、計画通りであっても余裕が無い・・・ということであれば、それは当初の計画がかなり甘かったはずで、普通に準備して計画すればそうはならないと思います。

特に公的年金のような不確定なものについては、かなり保守的に計算する他に方法が無いため、実際に支給される頃には嬉しい誤算となる可能性は高いのでしょう。

リタイア資産が余ってくる

カーナビを設定して走っていると、当初の到着時刻は2時間後であっても、時間とともに短くなってくることがあります。

カーナビが基本設定しているスピードよりも速く走っているからですが、リタイア資産の減少速度も似たことが起こります。

計画を保守的に設定していれば、時間とともにリタイア資産は余ってきます。

もし定年退職のように、あるがままに自然体でリタイア生活に移行した場合は、そもそも計画も無いために、想定よりも余ってくる・・・ということは起きないのでしょう。

しかし、きっちり計画したアーリーリタイアの場合では、時間とともにリタイア資産が余ってくることは多いと思います。

想定よりも余裕が出て来るアーリーリタイア

嬉しい誤算が生じ、想定よりもリタイア資産が余ってくれば、その修正としてお金を余計に使うことになるはずです。

恐らく、きっちり計画してアーリーリタイアをした場合、想定よりもお金が余り、想定よりもお金を使わなくてはならなくなるのでしょうね。

多くの場合で、想定よりも裕福なアーリーリタイア生活をすることになるのだろうと思います。

ただ、注意すべきことは投資で失敗してしまうことで、投資は計画通りとならないことがよく起こります。

投資に頼りすぎて悲しい誤算とならないようにしましょう。

自己紹介

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金融系に勤めるサラリーマンでしたが、早期割増退職金の制度を使って、45歳になった2018年10月末に会社を退職しました。 このブログは退職の1年前から記載を始め、アーリーリタイアを目指すサラリーマンの心境と、アーリーリタイア生活開始後の心境を記載するものです。 家族構成は子供なし、嫁と2人の生活です。
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