【こうすれば上手く行く!!】年間支出の25倍を貯めて4%の運用

2021年9月17日金曜日

リタイア後の収入

FIREの指標、年間支出の25倍を貯めて4%の運用をする・・・について考えてみます。

Ranpaの場合、月の生活費は20万円を想定していますので、年間では240万円、25倍は6,000万円となりますね。

年齢にもよると思いますが、6,000万円あればアーリーリタイア出来ないことはないように思います。

ただRanpaとしては、貯めた6,000万円を元本として4%の運用をした収入によって生活していくのは難しいような気がしています。

もちろん、資産運用の上手い人であれば可能であり、Ranpaの場合としてですが。

4%のリターンを目指すリスク

Ranpaの現状としては、インカムゲインとして資産の約半分の社債が2%(税引後)、残り約半分の株式・リートが4%(税引後)の運用成績です。

全体としては3%ぐらいでしょうか・・・。

4%となると、さらにリスクを高める必要があるため、利回りの高い株式・リートの比率を高めるか、売買をしてキャピタルゲインを追加する必要が出てきます。

もちろん、不可能では無いのですが、〇〇ショックが来た時には再起不能に陥る可能性が高まるのでしょう。

リタイア資産を元本にしており、失敗すればアーリーリタイアの失敗となることを考えると、バッファーとして価格変動の無い資産はある程度持っておきたいと考えています。

1年に4%でなく1日で1%も

現状でも投資している資産の価格が、値動きによって1日で1%以上減少することはよくあります。

年に3%の利回りを目指したら、1週間で4%の資産が無くなった・・・ということはよくある話ですよね。

もちろん、長期目線で考えれば運用利回りは安定するとは思いますが、平均して4%というのは簡単ではないように思えます。

利回りの高い海外資産に投資する場合であっても、為替が関係しますので、長期間の安定した運用利回りを確保することは難易度の高いことであろうと考えます。

資産の取り崩しと年金を考慮すれば

では、6,000万円あっても無理なのかと言えば、そうでも無いように考えます。

生活費を運用収入だけで手当てしようとするから4%を目指すこととなるのですが、資産の取り崩しと公的年金を考慮すれば、目標を下げることが出来ると思います。

最後にリタイア資産を余らせても無駄ですので・・・・。

闇雲に4%の高いリスクを前提とするのではなく、会社を辞めれば税金や社会保険料を含めた生活費はどう変化するかを考え、資産の取り崩しと公的年金を加味した綿密なシュミレーションをすれば良いのだろうと思えます。

そうすることで、アーリーリタイアは具体化していくのではないでしょうか。

自己紹介

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金融系に勤めるサラリーマンでしたが、早期割増退職金の制度を使って、45歳になった2018年10月末に会社を退職しました。 このブログは退職の1年前から記載を始め、アーリーリタイアを目指すサラリーマンの心境と、アーリーリタイア生活開始後の心境を記載するものです。 家族構成は子供なし、嫁と2人の生活です。
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