金融機関では、退職した人向けに退職金プラン等として、優遇金利を適用するサービスを提供しています。
退職後〇〇ヵ月以内なら〇%上乗せ・・・といった感じです。
まとまった退職金が入ったので、どうしようかな・・・と考える人が多いので、利用する人も多くいるようです。
退職金プランに興味を持つ人の行動パターンを参考に、アーリーリタイアを開始する際に注意すべきことを考えます。
金融リテラシーの低い人ほど・・・
退職金プランに興味を持つ人に限って、金融リテラシーが低くなる傾向があるように思います。
優遇金利が適用されるといっても、その期間は3~6ヵ月程度ですから、得られる利息は大した金額にはなりませんので・・・。
ただ金融機関としては、そのような人ほど、説明することに興味を持ってくれますので、有難いお客さんになってしまいます。
金融機関としては、退職金プランによって、お金を持っているが金融リテラシーの低い人を集めているのですよね。
アーリーリタイアを目指す人は、金融リテラシーの高い人であろうとは思いますが。
金融商品を販売する側の人に相談してはいけない
金融機関が保険や投信を販売するのは手数料収入を得るためです。
金融機関は金融商品の専門家なので、お得な情報を教えてくれるように見えてしまうのですが、お得な情報を教えるのも手数料を得るためですよね。
金融商品に詳しい人はネットで自己完結をして、そうではない人が対面の金融機関を頼るという住み分けが出来てしまいます。
金融商品を販売する側は、百戦錬磨でキラートークをいくつも使います。
退職金プランに興味を持つ人ような人が、まとまったお金を持ってしまうと、とりあえず何か運用しなければ・・・と考えてしまうのですよね。
アーリーリタイア開始時に注意すべきこと
退職金というまとまった現金を持ってしまうことで、金融商品に詳しい人であっても誤った判断をする可能性は高まるのでしょう。
例えば、株価がちょっと下がったぐらいで絶好の買い時のように感じてしまったり・・・。
アーリーリタイアを開始する際、多くの人は一時的に退職金という大きな現金を手にします。
Ranpaも、現金としては、今まで手にしたことのない金額でした。
まとまった金額であるからこそ、失敗してしまうリスクが高くなります。
はやる気持ちを抑え、数年かけて運用先を見つけるぐらいの気構えが必要なのかもしれませんね。
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