FIREムーブメント・・・よく聞きますが、実際に周囲の人達のなかで早期リタイアをしている人は増えているのでしょうか。
Ranpaが退職した3年ぐらい前では周囲にはおらず、ちょっとだけ知っている人が1人いたという程度ですね。
ただ、人口の多い団塊ジュニア世代が50代に入ってきますので、リタイアする人の増加は間違い無いのだろうと思います。
団塊ジュニア世代のリタイアによって、労働人口は急激に減少してしまいますが、どのような状態になっていくのでしょう。
働かない人が増加していく
FIREムーブメントは、30代や40代で早期退職をするイメージですが、現実問題として早期退職が多くなるのは50代であろうと思います。
そのため、少々、イメージとは違ってきますがFIREムーブメントはこれから本格的になってくるのでしょうね。
働き手が少なくならないように、社会保障制度の変更や、雇用延長などによって、長く働かせようとするのですが、どれぐらいの効果があるのでしょうか。
都会のサラリーマンとして働き手の中心にいれば、働かない人が増えていくイメージは湧きにくいとは思うのですが・・・。
働く人が少ない社会
先進国の中でも、日本の一人当たりGDPは低い方にあるのですが、働かない人が増えれば、さらに低くしてしまいます。
GDPを人口で割るため、働かない人であっても分母にカウントされてしまいますので・・・。
既に、地方では高齢化が進み、労働人口は減少していますので、リタイアして地方に住むことで、ひと足先に働き手の少ない社会を実感しています。
都内では、逆に労働人口が増加していますので、働き手の少ない社会を実感することは出来ないように思います。
実際、Ranpaがサラリーマンであった時はそうでした。
リタイア生活者に厳しくなる?
働かない人が増えれば、働かない人が今まで受けていたメリットは少なくなっていくのだろうと思います。
本来、働かない人は保護され、優遇される対象になるとは思うのですが、働く人が減り、働かない人が増えすぎれば、そうはいきません。
高齢者であれば無料で乗ることが出来たバスが、高齢者が多くなりすぎて、運営維持が出来なくなるなど・・・。
既に、今でもそのような状況ですので、さらに進めばもっと厳しくなるのでしょう。
ただ、都会で働くサラリーマンは、その実感を最も持ちにくい存在のように感じます。
まずは、FIREムーブメントが本格化していく実感を持つことから始めなくてはならないですね。