【対岸の火事】会社を辞めてから気付くこと

2021年10月7日木曜日

時事ニュース

和歌山県で水道橋が崩落し、14万人が断水の被害にあっているそうです。

崩落したのが10月3日で、復旧の見込みが10月9日ということですので、それまでの生活は大変だろうと思います。

当たり前のように使っている水ですが、無くなると食事もトイレも入浴も出来なくなってしまいますので・・・。

断水エリアから川を渡れば無事ということですが、対岸への橋は大渋滞となり、何とか渡っても銭湯は客であふれ、飲料水の在庫も底をついているそうです。

このような状況を聞くと、普通にトイレを使うことが出来るのは、実は有難いことであったと気付きます。

たまたま対岸の断水で・・・

今回の断水は、川のどちらに住んでいるかで運命が分かれました。

橋の手前は平常通りですが、橋を渡れば大変な状況となり、ちょっとの違いで大違いになってしまいました。

橋の手前に住む人は、断水している対岸の状況を見て、お気の毒にも思いつつ、こちらは被害が無くて本当に良かった・・・と感じたであろうと思います。

身近に不幸が訪れることで、平常通りに過ごすことが出来る有難さに気付くのだろうと思います。

他の県であれば他人事

何日間もの断水は大変な事ですが、遠い他県ではニュースを見ても断水のイメージは湧きにくく、他人事で終わってしまうのかもしれません。

身近で水が手に入らない状況を目にしなければ、有難さは気付きにくいのだろうと思います。

有難いかどうか、幸せかどうか・・・とうことは、身近で起こる出来事と自分との比較によって感じるのでしょうね。

感覚は相対的なものであって、身の回りの小さな世界に大きく影響されるのだろうと思います。

正しいかどうか、頑張るべきかどうか・・・ということも、恐らく、同じでしょう。

同じ会社の小さな社会での比較

リタイア生活をしていると、サラリーマン社会も全く同じであったと感じます。

小さな社会で身近に比較するものがあるから良し悪しが生じます。

その良し悪しがとても大きなものと感じ、働く動機となります。

〇〇せねば、〇〇にならないように・・・という感じですね。

それらは会社に属さなければ全く関係の無いことですが、そんなことに左右されるのがサラリーマンの宿命なのであろうと思います。

会社を辞め、その小さな社会から抜け出せば、何故そんなに必死になっていたのだろう・・・と気付くのでしょう。

自己紹介

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金融系に勤めるサラリーマンでしたが、早期割増退職金の制度を使って、45歳になった2018年10月末に会社を退職しました。 このブログは退職の1年前から記載を始め、アーリーリタイアを目指すサラリーマンの心境と、アーリーリタイア生活開始後の心境を記載するものです。 家族構成は子供なし、嫁と2人の生活です。
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