【一番の悩み】 いったいリタイア資産いくら必要?

2022年3月11日金曜日

収入試算

アーリーリタイアを目指す時、いくら必要か・・・は、まず最初に考える問題であろうと思います。

ただ、この答えは人それぞれですし、さらには、未来が分からない限り正解は出せないともいえますね。

恐らく、いくら必要か・・・は、いくらあれば安心か・・・ということですので、最終的には曖昧で大雑把なものとなってしまいます。

当然、計算可能な部分はしっかりと計算した上ではあるのですが。

ステージが変わると新たな不安が生まれる

20代の頃、1,000万円あれば何でも出来る・・・と感じませんでしたか。

しかし、実際に1,000万円貯めると、それぐらいでは何もできない・・・と感じます。

アーリーリタイアするのにいくら必要か・・・も、同じですね。

当初は〇〇万円あれば十分と思っていたのに、それに近づいてくると、まだ足りないのではないか・・・と不安になってしまいます。

そうしたことから、リタイア出来ずに働き続ける人が多くなるのだろうと思えます。

欲望と安心は表裏一体?

お金持ちが働き続けるのも、同じようなことがあるのだろうと思えます。

既に十分なお金があるのに、まだ安心することが出来ない・・・という状況です。

恐らく欲望が、安心のレベルをどんどん高めてしまうのでしょう。

もっと良い環境でなければ満足出来ない・・・と、安心が満足に置き換わります。

満足には上限がないため、いつまで経っても安心は出来ないものとなってしまいます。

使い切れなければ意味がない

お金は多ければ多いほど良いものですが、一方で、使わなければ全く無意味なものでもありますね。

以前ブログに、相続人が見つからず国庫に帰属する資産が増えていることを記載しました。


逃げていく安心を追い続け、最後は使うことなく他人の資産になってしまう・・・というのは悲しい顛末です。

当然、計算可能な部分はしっかりと計算した上ではあるのですが、そもそも安心を求めるのは危険なこと・・・という感覚も重要であろうと思います。

自己紹介

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金融系に勤めるサラリーマンでしたが、早期割増退職金の制度を使って、45歳になった2018年10月末に会社を退職しました。 このブログは退職の1年前から記載を始め、アーリーリタイアを目指すサラリーマンの心境と、アーリーリタイア生活開始後の心境を記載するものです。 家族構成は子供なし、嫁と2人の生活です。
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