【数値がすべて】自分の感覚を疑ってみる

2022年4月6日水曜日

時事ニュース

先日、バンダイナムコエンターテインメントが、23万2,000円であった初任給を29万円に引き上げたというニュースを見ました。

物価高や政府の賃上げ要請もあって、給料が増えるのは良いことですが、昨年入社した社員はどのように感じているのだろうか・・・。

バンダイナムコエンターテインメントとしては、全社員の基本給を上げて調整してはいるものの、過去の給料までは調整してくれないと思いますので。

過去は過去として、自分もこれから上がるのであれば文句は無い・・・となるのでしょうか。

40代以降の社員であれば

ジョブ型雇用が拡大しているというニュースもありましたが、会社の人件費の増加を抑制するために、年収の高いシニア層を下げて、若手の給料を増加させる方向性は続くのだろうと思います。

制度変更により自分の給料が減ってしまうと聞けば、理不尽に感じると思います。

一方、新入社員の給料が増えると聞いても、理不尽には思わないような気がします。

もし、自分が新入社員の時から給料が増えていたのであれば、もっと貯金は多くなっていたかもしれず、逸失利益のようなものとも感じるのですが。

コストの大きさは感覚的

過去に給料が少なかったことと、これから減ることとでは、感覚には大きく違いますね。

過去は終わったことですから、既に清算済みであるような気がします。

しかし、サラリーマンの生涯年収として考えると、いつもらうかは関係の無いことであろうとも思えます。

過去のコストは小さく感じ、将来のコストは大きく感じてしまいますね。

拘りや感覚を排除した計画

アーリーリタイアを考える時も、将来のコストは過大に評価しやすいのだろうと思います。

〇〇が起こるかもしれないし、△△も不安だろうし・・・と。

過大に評価しすぎると現実離れした計算となり、リタイア出来なくなってしまいますね。

計画の際は、なるべく拘りや感覚を排除しなくてはならないのだろうと思います。

意外に大きな違いとなるのに、感覚的には殆ど気付かない・・・というトリックがありますので。

自己紹介

自分の写真
金融系に勤めるサラリーマンでしたが、早期割増退職金の制度を使って、45歳になった2018年10月末に会社を退職しました。 このブログは退職の1年前から記載を始め、アーリーリタイアを目指すサラリーマンの心境と、アーリーリタイア生活開始後の心境を記載するものです。 家族構成は子供なし、嫁と2人の生活です。
PVアクセスランキング にほんブログ村

このブログを検索

ブログ村ランキング

QooQ