地元放送局のニュースを見ていると、都会を離れて山奥の村に移住した若者に関する特集が放送されていました。
村の特産品を全国にアピールするため、あの手この手を使って頑張っているとの事。
やっぱり自然は最高で、休日は山に入って自然を満喫しているそうです。
よくある話ではあるのですが。
実際のところ、移住して山奥で暮らし続けている人はどれぐらいいるのだろうか。
もちろん自然は素晴らしいですが
都会で忙しく働くサラリーマンからすると、自然に囲まれた生活は憧れると思います。
面倒なことを忘れさせてくれますから。
しかし、リタイア生活をしている側からすると、少し違った感じ方をしてしまいます。
確かに自然は素晴らしいのですが、飽きないのだろうかと。
自然はダイナミックに変化しますが、それは行く頻度が高くないという前提ではないのだろうかと思うのです。
山奥の山林と公園の違い
四季折々の花が咲く公園は良いものですね。
ただ、そんな公園と山林とでは、同じ自然であっても別物ではないかと考えます。
大きな公園はしっかりと手入れされ、四季折々の花が咲くよう工夫されていますよね。
春になればチューリップ、夏になればヒマワリが咲き、訪れる人を魅了します。
もちろん、山林の自然も素晴らしいとは思うのですが、行くたびに変化を感じさせるように管理している公園とは、同じ自然であっても全く違うものですよね。
長く暮らすことを考えて
リタイア後は自然に囲まれて生活したい・・・と思うのはよく分かるのですが、山奥の山林は、たまに行くからより素晴らしくなるような気がします。
しかも、普段は忙しく働く中での休日であればなおさらです。
自由時間が多くなり、周りが自然ばかりという環境になれば、感じ方は違ってくるのではないのだろうか。
そうなると、環境に飽きる・・・ということにならないか心配です。
時間があり、自由であるからこそ、色々なことをする選択肢が必要になるのではないかと思うのです。
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