将来の計画をする際、何歳まで生きるか・・・は、不確定要素のなかで最高に厄介なものであろうと思います。
誰も答えは分かりませんので、平均や最大値を当てはめながら準備をするのですが、大きく外れる場合も出てきます。
もう1つ厄介なのは公的年金ではないでしょうか。
勤続年数や性別、いつ生まれたか等によっての差は大きいですが、平均受給額は15万円ぐらいと言われます。
夫婦であれば2人分になりますので、公的年金がもらえるのかどうかの違いは大きいと思いませんか。
もし15万円もらえるのであれば
もし65歳になって確実に15万円/人の年金がもらえるのであれば、65歳まで生活が出来る資金の他、多少のバッファーがあれば良いのでしょう。
そうなると、若い頃にもっとお金を使うことが出来たり、若しくは、早くにリタイアすることが出来ますよね。
しかし実際のところ、もらえるのか、もらえないのかも分かりませんし、もらえたとしても、いつ、どれぐらいになるのか分かりません。
不確定要素があるために、お金を使わず貯金をし、長くサラリーマンを続ける必要があるのでしょう。
もらえても、もらえなくても損
結局、公的年金はもらえたらラッキー・・・という存在として考えてしまいますよね。
もらえない場合を想定して働くこととなり、逆に、想定通りもらえた場合であれば、不必要に働いたこととなりますよね
この不確定要素があるために、もらえても、もらえなくても、そのどちらも損してしまうような気がします。
この年金制度が信頼できないことによる損失は大きいと思います。
信頼しなさすぎると損をする
そのような状況であれば、現実的に考えてある程度は信頼するというのが最善策であろうと考えます。
全くもらえないことだけを考えると、もらえた時の損失は大きくなりすぎますので。
交通事故のリスクを最大評価することで、外出を避けるようなものでしょう。
不確定要素がある場合、リスクは最大に評価するのではなく、正しく分析をして現実的に考えなくては大きなコストがかかります。
あまり信頼できない公的年金ではありますが、信頼しなさすぎると大きな損をしてしまいますよね。
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