昨年12月の黒田逆バズーカー以来、利上げ懸念でリートの調子は良くありませんね。
株価がリーマン後の最高値を更新してもリートはイマイチ、利上げを織り込んでいるような動きです。
ただその一方で、具体的な利上げの話が出てくると、さらに大きくマイナスに反応もしてしまう。
長く利上げの経験をしていないため、実態よりも大きく反応してしまうのだろうか。
ホテル系の動き
利上げはリートにマイナスですが、ホテルの地味な動きが健闘するのでは・・・とは考えています。
コロナ前、所謂ホテル系以外の総合型も積極的にホテル取得に動いていました。
一時は大失敗・・・であったのですが、取得したホテルが戦力になってきた・・・というのが最近の状況。
既に所謂ホテル系は高いのですが、総合型が保有していた地味なホテルの貢献・・・というのが今後のプラス材料になりそうな気がします。
オフィスの状況
東京のオフィス空室率・平均賃料は引き続きイマイチの状況です。
コロナ収束後、これらがどう動くのか予想しにくいところです。
不動産は全体の動きに遅行しますので、そのうち良くなるのか、やっぱりそのままなのか・・・。
回復するかどうかは分からないものの、悪化するような感じもしないところがプラス材料でしょうか。
分かりやすい動きと分かりにくい動き
利上げは具体的でインパクトが大きく、分かりやすいので大きく反応してしまう。
一方、ホテルの貢献やオフィスの状況は先が読めないので織り込みにくい。
まだ織り込んでいないこれら要素に注目しなくては・・・と考えています。
利上げを気にするあまり、プラス材料を過少評価してしまいそうになりますね。
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