先日のブログに健康保険組合が赤字で厳しくなっていることを記載しました。
日本は国民皆保険で自由に医療機関を選ぶことの出来る素晴らしい制度ではあるのですが、そろそろ限界に来ているのではないかと。
何とか制度を維持するには、余裕のある人から保険料を増やし、余裕のある人から給付を減らさざるを得ないはず。
そのしわ寄せは頑張ったサラリーマンに行くのだろうと想像します。
もし辞めていなかったら
過去のブログを遡って、Ranpaがサラリーマンであった頃の健康保険料を調べてみました。
退職した2018年1月から12月までの12ヵ月分の健康保険料の合計は61.1万円でした。
今は年間で4.2万円なのに月平均で5万円以上も支払っていたのですね。
もし辞めていなかったら、リタイアした6年間でその差額は累計約340万円です。
健康保険のサービス
健康保険料は所得に応じて決まるのですが、提供されるサービスは基本的に同じです。
約340万円多く支払っても、保険の給付は同じでしょう。
むしろ、自由に医療機関を選ぶことが出来ますから、リタイアして自由を得た人の方が質の高い医療を受けることが出来るのでは・・・とも感じます。
そもそも医療を受けるにも時間がかかりますので、保険料の負担が少ない自由な人ほど病院に行きやすい・・・という環境でもありますね。
これからも高くなる
余裕のある人はこれからさらに負担は増えると思います。
リタイアした後も年金が多いからと給付額が削減されると思います。
そんなことを考えていると、程々に働いてリタイアした方が良いのではないか・・・と感じるようになりました。
高くなりすぎる健康保険料を何とかしたい・・・というのもアーリーリタイアを目指した理由の1つです。