24年3月期も上場企業の配当総額は過去最高を更新するようですね。
ニュースによると過去最高となるのは4年連続とのこと。
そう言えば、最近は増配にも慣れてきているような気がします。
自社株買いも含め、会社は株主還元に積極的ですから。
従業員より株主
その一方で、賃上げブームが起こる中、意外に大企業では給料が増えていないらしい。
増えているのは組合員である若手社員と定年近い社員だけ。
あとの世代は賃上げブームとは関係なく、逆に減少しているとか。
会社は社員に還元するよりも、株主への還元を優先しているように見えてしまう。
従業員ではなく株主という立場
最近の決算発表を見ていると、増配や自社株買いの競争になっていますよね。
社長の評価者は株主ですから、目線は社員ではなく株主に向くのは当然のこと。
賃上げブームとは言え、給料をもらう社員より、配当をもらう株主の方が優遇される環境でもあるのでしょう。
株主還元に積極的・・・というニュースを見る度にそんな感じに思うのです。
アーリーリタイアの目的
給料をもらう社員より、配当をもらう株主の方を優遇する・・・というのであれば、社員を辞めて株主になった方が良いのだろうと思えてきます。
アーリーリタイアして株主として配当をもらう生活です。
以前であれば、賃上げも株主還元も気にするレベルでは無かったのですが、今は気になるレベルとなってきました。
給料をもらう社員より、配当をもらう株主の方を優遇する・・・というのは、アーリーリタイアの意外なメリットとなるのかもしれません。
興味がある方はこちらもどうぞ。。関連ブログ。