Ranpaはそれなりに都会に住んでいますが、休日に買い物や食事に出かけても、高齢者がとても多いように感じます。
公的年金のみを期待してリタイア計画はできませんが、ゼロになることもないだろうと思います。
終身もらえる公的年金は大きなメリット
公的年金は生きている限りいただけることから、長生きのリスクに備えることができます。私的年金でも終身タイプはありますが、高額の積立が必要になります。
生きていくうえで色々なリスクがあるなか、自分が何歳で死ぬのかが分からないことは大きなリスクです。
退職時の必要額を計算したブログなどでは、平均寿命までの生活費を確保されている人が多いですが、平均寿命は長くなっています。
平均寿命と平均余命の違い
平均寿命は0歳の人が平均して生きることができる期間で、平均余命はある年齢の人が平均して生きることができる期間です。たとえば平成22年の男性の平均寿命は79.64歳ですが、60歳男性の平均余命は82.84歳になります。厚生労働省のHPにも公開されています。
平均寿命で計算してはいけないことのほか、平均余命よりも長生きすることも十分に考えておく必要があります。
公的年金は終身タイプであるため、長生きリスクに備える意味では大きなメリットがある制度と考えます。
自分が何歳まで生きるか分かれば
長生きしてしまうリスクもありますが、早く死んでしまうリスクもあります。定年退職後の生活資金をためるのに、必死で働いて、欲しいものも買わずに我慢して、定年退職の直前に死んでしまう不幸もあります。
自分が何歳まで生きるか分かれば、計画的に資産形成と消費して、無駄なく生きることができます。
その分からない大きなリスクに対応できるのが、公的年金ではないかと思います。
115万円だけでは老後の生活はできず、とても少ない印象です。
「保険料納付額(累計額)」には1,080万円と記載されていました。
1,000万の支払ったのであれば、10年以上いただかないと割りに合いません。
社会保険事務所で確認してもらったところ、もし退職して保険料免除をしてもらっても、国の負担分というのがあり、少しづつ115万円から増加していくそうです。
Ranpaの嫁は専業主婦ですが、「加入実績に応じた年金額(年額)」には、29万円と記載されていました。
Ranpaよりも少ないですが、「保険料納付額(累計額)」には37万円と記載されており、1年いただいても割に合うことになります。
これが第3号被保険者として優遇されている実態だろうと思いました。
2人で65歳から毎年150万円程度いただければ、万一長生きした場合のリスクが小さくなりますので、あまりアテにせず、しかし多少の期待もしています。
ヨーロッパのような周辺国と陸続きであれば、労働者人口が減少することにも対応しやすいですが、島国でゆでガエルになってしまうことが心配です。
ねんきん定期便による年金額
44歳となったRanpaの「加入実績に応じた年金額(年額)」には、115万円と記載されていました。年間115万円の年金をいただけるようです。115万円だけでは老後の生活はできず、とても少ない印象です。
「保険料納付額(累計額)」には1,080万円と記載されていました。
1,000万の支払ったのであれば、10年以上いただかないと割りに合いません。
社会保険事務所で確認してもらったところ、もし退職して保険料免除をしてもらっても、国の負担分というのがあり、少しづつ115万円から増加していくそうです。
Ranpaの嫁は専業主婦ですが、「加入実績に応じた年金額(年額)」には、29万円と記載されていました。
Ranpaよりも少ないですが、「保険料納付額(累計額)」には37万円と記載されており、1年いただいても割に合うことになります。
これが第3号被保険者として優遇されている実態だろうと思いました。
あまりアテにせず、しかし多少の期待もする
高齢者の比率がどんどん高まり、働き手となる若い人が少なくなっていく島国の今後は、とても不安です。2人で65歳から毎年150万円程度いただければ、万一長生きした場合のリスクが小さくなりますので、あまりアテにせず、しかし多少の期待もしています。
ヨーロッパのような周辺国と陸続きであれば、労働者人口が減少することにも対応しやすいですが、島国でゆでガエルになってしまうことが心配です。