オール電化と電力自由化、リタイア後の光熱費について

2017年10月26日木曜日

住まい

リタイア後の住宅を購入するにあたって、オール電化にするか、ガスにするのかの検討をしました。
というのも今の賃貸マンションは、プロパンガスで月に6,000円~9,000円の支払いをしています。
お風呂はシャワーだけなのに、以前に住んでいた賃貸マンションよりかなり高いことが気になっています。

オール電化とガス、どちらを選ぶか

以前に住んでいた都市ガスの賃貸マンションでは3,000円~5,000円程度でしたので新居の選択肢としてプロパンガスは外しました。

都市ガスとオール電化の比較では、Web上にたくさんの情報が掲載されていますが、震災後は電気料金が上昇し、都市ガスからオール電化に変更しても元は取れないと書いているものをよく見ます。

オール電化・・・設備は高いが、月々のコストは安い
都市ガス・・・設備は安いが、月々のコストは高い

オール電化の場合、設備が故障したときのコストも高くなるので、両者にメリデメがあるため、プロパンガスでなければ良しとしました。

結局、オール電化になりました

オール電化になったからには、通常よりも多くの電気を使用するため、電気代について調べました。

多くの電力プランがある

一般的なもの、オール電化専用、自由化による他業種が提供するものまで多様なプランが存在します。

オール電化プランは、原発が十分に稼働していない場合、以前ほどのメリットは無いようです。
原発は日中に出力を高めて夜間は抑えるような調整ができないため、十分稼働していた頃は、なるべく夜間に電気を使ってもらう格安料金プランが存在していました。
今は火力発電の比率が高まり、火力発電は夜間に出力を抑えることができるそうです。

今の夜間電力プランは、極端に昼間の電力が高くなるため、リタイアして昼間に家に居て、昼間電力を多く使用すると逆効果になります。

自分の生活に合わせたプランにすれば毎月数千円の電気代削減になるらしい

夜間電力プランは、一人暮らしのサラリーマンなどで、昼間はほとんど外出し、夜だけ家を使う人であれば安くなります。
逆に、昼間も家に居る人であれば、高くなってしまいます。

自由化で多くのプランがある中で、自分の生活に合わせたプランを見つければ電気代は安くなるということです。

特に、オール電化で使用電力が大きくなるようであれば、効果はより大きくなります。

今の電気料金明細をもとに試算してみる

電気料金明細をもとに電力比較サイトに入力すれば、自分にあったプランの方向性を確認することができます。

ただし、比較サイトで比較できる電力会社は、比較サイトと提携している一部の電力会社にすぎず、自分でWebを検索して情報収集する必要があります。

多くのプランでは、使用量が増加すると単価上昇するため、オール電化により高くなってしまうことが気になっていました。

Ranpaは、Loopでんきという会社を見つけ、基本料金なく従量料金は固定となっているため、今のところ、リタイア後の生活に合ったプランではないかと考えています。
(Ranpaの引越しは、まだ先のため、十分検討してから契約します)

※2022年6月追加 2022年6月時点でLoopでんきは新規申込みを停止しています。
最新リンク:https://selectra.jp/energy/kaisha/looop

まとめ

携帯電話と同じように、電力会社も選択できるようになっています。多くのプランがあり、もし今のプランが自分に合っていない場合は、月に千円単位で安くできるかもしれないので、電力会社の変更は十分検討する価値があります。

自己紹介

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金融系に勤めるサラリーマンでしたが、早期割増退職金の制度を使って、45歳になった2018年10月末に会社を退職しました。 このブログは退職の1年前から記載を始め、アーリーリタイアを目指すサラリーマンの心境と、アーリーリタイア生活開始後の心境を記載するものです。 家族構成は子供なし、嫁と2人の生活です。
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