アーリーリタイアしようと思い始めた時期と経緯

2017年10月25日水曜日

残りの会社生活

リタイア後に住む住宅を購入して、アーリーリタイア計画は最終段階となりましたが、アーリーリタイアしようと思い始めた時期と経緯について記載します。

20代の頃から定年まで働くとは思っていなかった

20代の頃は、友人と事業を開始して、30歳までに会社を辞める計画をしていました。若気の至りというものです。

まず、友人と2人で1000万を貯め、店舗を借りて、無人営業の店を開始し、軌道に乗れば会社を辞めて、事業に専念するというものでした。

20代の頃は給料が少なく、1000万円貯めるのに想定以上の時間がかかり、到達した頃には、苦労して貯めた資金を投資するリスクが高いと感じ実行に踏み切れませんでした。

そうするうちに30歳になってしまいました。

30歳になると、35歳に独立する目標とした

会社を辞めて独立する難しさを知る頃になりましたが、定年まで働いて人生の大半をサラリーマン生活に費やすことは考えられませんでした。

仕事の関係で宅建試験を受けたことから、他に資格を取って士業として独立できないか勉強した時期がありました。

会社の仕事では士業をされ「先生」と呼ばれる人達と接しますが、彼らは資格取得したことにより収入を得ているのではなく、資格を前提として様々な営業活動により顧客基盤を構築して収入を得ています

資格を取得しても顧客基盤が無ければ、先輩事務所の下で働くことになります。
士業は法人であっても零細企業で代表者以外の恩恵は小さく、独立できるかどうか分からないのに、資格を取得してサラリーマンをやめ、下積みから始める選択はできませんでした

その他、20代の頃から貯めた投資用資金があったため、中古アパートの1棟買いによる不動産投資を目指すこともしました。

毎週、土日に物件を見学して、収益物件を評価する経験を積みましたが、色々なシュミレーションをすると、返済が進み収益が安定化するまで10年以上必要で、リスクに見合わないと思うようになりました。

以前にインカムゲインを中心に考えている記載をしましたが、レバレッジ効果は無くても、なるべく資産を大きくして安定的に利息や配当を得る方が良いと感じ始めました。



35歳の頃の大きな心境変化

20代の頃から独立を模索してきましたが、この頃になると違った感じ方をするようになりました。

それは、下り坂を意識するようになったことです。

それまでは、終わりを考えることなく、上だけを考えました。
しかし、苦労して軌道に乗せても、その後に満足できる期間は短いことに気づき始めました。

ある程度の資産を持てば、大きなリスクなく、残りの生活を自由に生活できるのではないかと考えました。

計算するとRanpaの場合、40歳では無理でも45歳でアーリーリタイアできると判断しました。

35歳の時でしたので、ちょうど10年我慢しようと思ったときです。
それ以後、安定的に資産を増やす方向性に切り替えました。

35歳から今に至るまで

流石に10年は長く、周りの人に話しても本気に捉えていませんでした。

40歳になった頃でも、まだあと5年あり、実感は持ちにくいです。

43歳を越して2年を切った頃からは、現実的なものとして感じるようになります。

退職日までのスマホのカウントダウンは、あと1500日ぐらいの頃から開始しました。

この頃には、リタイア後のスローライフを想定して、車の買い替えを軽自動車にしたり、固定費を下げる工夫をしていきました。

家を購入してリタイアまで1年を切ると、家族はリタイアを確実なものとして捉え、会社の友達とも「長くいないので・・」という会話が増える
ようになってきました。

最近はカウントダウンの進みが速いように感じる

カウントダウンは1500日から見てきたので、1400日になるときや、1000日を切るときなど、節目の日数になるのに時間の経過は遅く感じてきました。

しかし最近は、進みが速いように感じます。
1000日以上の頃は10日進んでも大して変化を感じませんが、今の10日はとても大きく、今後はもっと速く感じていくでしょう。

自己紹介

自分の写真
金融系に勤めるサラリーマンでしたが、早期割増退職金の制度を使って、45歳になった2018年10月末に会社を退職しました。 このブログは退職の1年前から記載を始め、アーリーリタイアを目指すサラリーマンの心境と、アーリーリタイア生活開始後の心境を記載するものです。 家族構成は子供なし、嫁と2人の生活です。
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