世界的に見ると、NYダウがほぼ日経平均と同レベルの上昇をしているため、国内が良かったというより、世界的な株価上昇の一環として上昇したと言えます。
リーマンショック後のリート指数と日経平均の動きを見ても、昨年までは、概ね同じような動きをしてきましたが、2017年に入ってからは、リート指数と日経平均は逆の動きをしているように見えます。
個々のリートの業績は悪くはない
企業業績が良いため、オフィス空室率が低下し、賃料は上昇傾向にあります。金利は低水準で推移していることから、個々のリートの業績は良く、1口あたりの分配金は上昇基調です。
北朝鮮問題で、リートの保有不動産にミサイルが飛んできたら・・・という、マイナス要素はありますが、リートの下げはファンダメンタルではなく需給面で下げていると考えられます。割安になったと判断し、9月から少しですがリートの保有を再開しました。
保有銘柄と損益
トーセイ・リート投資法人 -300円ケネディクス商業リート投資法人 -10,700円
いちごオフィスリート投資法人 +14,400円
ジャパン・ホテル・リート投資法人 +43,200円
いちごホテルリート投資法人 +31,200円
さくら総合リート投資法人 +10,400円
星野リゾート・リート投資法人 +13,000円
平和不動産リート投資法人 +35,200円
合計時価3,170,100円(損益:+136,400円)
今後のリート購入方針
個々の業績が良かったとしても、急に需給が改善する要素もないため、すぐにリートが上昇していくとも思えませんが、分配金の利回りは過去数年よりも高まっています。業績面や利回り面からみて、今のリート価格は割安感を感じます。
中長期的にはリート価格は上昇する可能性が高いと思うので、インカムゲイン狙いとして、長期保有を前提に追加投資しておくことが得策ではないかと考えています。
年が明ければ追加される2018年のNISA枠を使って、リートの追加投資を行なう予定です。NISA枠は1度しか使えないため、長期保有するためにはNISAで購入するのが良いのではないでしょうか。NISAが、利益確定売りの誘惑をコントロールしてくれます。