早速ですが、今年はサラリーマン最後の年になります。
2018年最初は今考えているアーリーリタイアした後の収支計画を記載します。
退職時の資産額
45歳で退職するために、1億円の資産を目指してきました。退職金や2018年の収入があるため、まだ目標額には遠い状況ですが、計画どおりいけば退職時にそれぐらいの資産になっている予定です。退職時には、転居にともなう引越し費用やエアコン(2台)などの購入費用の他、健康保険料や住民税、生活費の支払いが発生します。
サラリーマンは給料による現金収入があるため、きっちりとしたキャッシュフロー計画を立てている人は少ないと思います。しかし、資産生活になると、保有資産を運用にまわしすぎたり、長期のものに投資しすぎれば、生活費がショートしてしまいます。
資産の取崩しは、生活費のうち運用収益で賄えない額になるため、運用収益の予測を正確にしておく必要があります。いつ、どれぐらいの金額を取り崩す必要があるか試算をした次は、投資対象の運用期間を決定していくことになります。
退職後、社債の満期は2021年までありません。解約することもできますが、不利な条件になってしまいます。満期まで2年少しの間は、まとまった現金が入ってくることが無いため、退職時の流動資産をもとに短期の運用と生活費の取崩しをしていきます。
保有資産を可能な限り運用しつつ、生活に必要とする資金も確保することになります。両方のバランスを保つためには、キャッシュフローを綿密に計画する必要があります。
退職時の資産状況:1億円
- 社債:7,500万円
- 株式:250万円
- リート:560万円
- ソーシャルレンディング:1,170万円
- DC(年金):270万円
- 現金:250万円
アーリーリタイア開始後5年間での資産減少額
アーリーリタイア生活を5年間した時点で、残りの資産は、9,500万円を目標とします。生活費は20万円/月をベースとし、運用収益で不足する金額について、保有資産から取り崩します。
収益の見込み(利息=社債、配当=株式リート、分配金=ソーシャルレンディング)
- 2019年:利息155万、配当29万、分配金41万、合計220万
- 2020年:利息155万、配当36万、分配金31万、合計220万
- 2021年:利息155万、配当43万、分配金20万、合計220万
- 2022年:利息87万、配当65万、分配金67万、合計220万
- 2023年:利息57万、配当65万、分配金67万、合計190万
資産の取崩額は約280万円
- 2018年:100万 ※転居費用などを含む
- 2019年:30万
- 2020年:30万
- 2021年:30万
- 2022年:30万
- 2023年:60万
計算上の取崩し額は280万円になりますが、想定外の出費を考慮して500万円と試算し、2023年末には9,500万円の残があることを目指します。
保有資産の大半が社債での運用となっていますが、2021年末から1,000万円単位で満期になるものが発生します。そのため、キャッシュは増加しますが、運用収益が減少します。
とりあえず現時点での5年計画としては、満期資金をリートとソーシャルレンディングに投資して、減少分を補う計画です。
2023年には3,000万円近くの社債が満期となり、利息収入が大幅減となります。その頃の運用環境が分からないので、とりあえず仮置きで60万円の資産を取り崩す計画をしましたが、何らかの運用先があるでしょう。
アーリーリタイア6年以降の計画
1億円あれば、40年間、250万円の取り崩しができます。年齢では85歳までとなります。その間、運用収益があり、多少でも公的年金収入もあるとすれば、もう少し余裕も出てくるでしょう。一方で、住宅の修繕や車の故障、病気など、想定外の費用も発生する可能性があります。資産運用をしておけば、資産の取崩し速度が緩やかになるため、精神的にも安定性が高まります。キャッシュフローの計画を綿密に実施し、保有資産を遊ばせないようにしていくことが、アーリーリタイア後の最大の仕事になると考えています。
アーリーリタイア後の計画について、少し記載をしました。
上記以外にも詳細については細かい収入・出費はありますが、年初ですのでまずは計画の概要について記載をしました。詳細は今後記載していきたいと思います。
本年もよろしくお願いいたします。