保有する社債の満期時期
多くはリーマンショックの時に購入したもので、利回りは2~3%強ですが安定的に利息を受けることができています。リートやソーシャルレンディングよりも低めですが、基本は元本保証で、リスクは発行体の倒産とインフレです。そのため長期になるほとリスクは高くなりますが、満期が近づき縮小されてきました。5年の社債などは、あっという間に満期が来てしまう感覚ですね・・。シティバンクは長かったので購入時に躊躇しましたが、インフレもなくとても助かっています。
- 新生銀行:2018年6月
- ゴールドマンサックス:2021年12月
- ソフトバンク:2021年12月
- ゴールドマンサックス:2022年2月
- ソフトバンク:2022年2月
- マッコーリー:2022年6月
- ソフトバンク:2024年3月
- シティ:2027年6月
今のポートフォリオ
今はローリスク・ローリターンの社債をベース部分、ミドルリスク・ミドルリターンのリートとソーシャルレンディングを利回りアップの積極運用部分として配分しています。当然、積極運用部分の比率を高めれば全体の利回りは高まりますが、ソーシャルレンディングは「10%もある投資は色々なリスクがつきもの」でも記載したとおり、まだまだ未知の部分があり配分を高めすぎることは避けています。
- 社債:8,500万(81%)
- ソーシャルレンディング:1,185万(11%)
- 株式・リート:836万(8%)
当面のポートフォリオ
低金利のため社債を売却すればかなりの売却益になりますが、デフレで低金利の状況に変化が見えない限り、満期まで保有したほうが得になる計算です。まずは今年6月に新生銀行の社債が満期予定(厳密には期限前償還ですが)ですので、出口戦略を考えています。
「資産・収入状況」に記載しているとおり、親からの預かり資産約3,000万の返済がありますので、退職時に返済する予定です。その原資は退職金1,630万、退職までの給与等で370万、新生銀行の社債1,000万を想定しています。今年6月の新生銀行の満期はそのまま借金返済に使う予定です。
ただし、6月から退職までの数ヶ月間1,000万円を遊ばせる訳にはいかないので、短期のものを中心に投資しているソーシャルレンディングに入れ替えるかたちで運用する予定です。アーリーリタイア開始時は社債が減少して「リタイア後の収支、2019年の想定」に記載した、社債79%、ソーシャルレンディング13%、株式・リート8%という状態でスタートする計画です。
2021年以降は本格的に社債の満期が訪れます。3年先の投資環境が分からないので明確なプランは立てにくいですが、生活設計として想定利回りは計算しています。その辺りは今後記載をしていきたいと思います。