それにともない、保険関連の特集を雑誌でもよく見ることになりましたが、記事の中に、医療保険は新しい方が良いとするようなものがあったので、関連情報を記載します。
損害保険や生命保険の良し悪しを決めるもの
国内に保険会社がたくさんあり、外資系と呼ばれる会社も存在します。それぞれが、それぞれの商品をつくって販売しているので、色々なものがあります。
自動車を購入する場合であれば、安全性や、乗り心地、燃費、パワーの他に、デザインやリセールバリューなど多くの評価項目があります。
金融商品の評価項目とは何でしょうか。投資商品であればリターンが高いものとなりますが、同じ投資対象となれば多少の手数料の違いはあっても同じようなリターンになります。
自動車やスマホであっても同じ
自動車やスマホであっても同じですが、とりあえず安く済ませたいのであれば、軽自動車や格安スマホがその人にとって良いものとなるでしょう。
逆に、お金よりも機能を求める人であれば、レクサスやiPhoneになるでしょう。
金融商品の良し悪しは、自動車やスマホと同じように、購入する人に合ったものが良いものとなり、合っていないものが悪いものになります。
損害保険や生命保険が自動車やスマホと違うこと
自動車やスマホは好みがあって、欲しい物が明確であるのに対し、損害保険や生命保険は良し悪しが分かりにくいことが大きく違います。
つまり、欲しくて購入するものでもないから興味もないし、どれが自分に合っているのかも分からない・・・。ということが大きく異なる原因の1つです。
さらに、自動車やスマホはモノとして手にすることが可能で、損害保険や生命保険はモノではないため、イメージしにくいことも原因となります。
自分を知って商品を知ること
自動車やスマホの良し悪しが単なる機能だけではなく、購入者の求めているものに合致しているかどうかであるのと同じように、損害保険や生命保険も購入者の求めているものに合致できれば良いものとなるでしょう。
単なる新しいものが良いというものではなく、購入者は標準的な人と何が異なり、その結果、何を求める必要があるのかを理解し、損害保険や生命保険にその求めるものに最も合致しているものを探すことが必要となります。
どうすれば良いか
金融商品は自動車やスマホなどと異なり、在庫がいらない商品です。「銀行が手数料ビジネスに力を入れることを逆手にとる」にも記載をしましたが、Web上には損害保険や生命保険の情報はたくさん掲載されています。
まずは、自分が一般的な人と同じなのか、どこが違うのかを理解し、それに合った商品を探していけば、自分にとって最適な商品が見つかると思います。
10年前であれば、金融機関はインターネットを意識した販売に積極的ではありませんでしたが、「メガバンクが店舗を大幅削減するというニュースについて」にも記載したように、人から機械による営業に切り替えが進んでいます。
Webで検索すれば、30分ぐらいでその答えが見つかると思います。