ろうきんの口座も開設しましたので、追加報告です。
そもそも「ろうきん」とは
中央ろうきんのHPには以下の記載があります。
「ろうきん」は、労働組合や生協などのはたらくなかまがお互いを助け合うために資金を出し合ってつくった、協同組織の金融機関です。全国に13の〈ろうきん〉があり、〈中央ろうきん〉は、茨城・栃木・群馬・埼玉・千葉・東京・神奈川・山梨の関東1都7県を営業エリアにしています。正式名は労働金庫で、株式会社として設立された通常の銀行とは異なり、共同組合による金融機関で信用金庫も同様の形態です。
しかし、サービスとしては銀行と殆ど同じです。
「ろうきん」はマイナーな存在ゆえに・・・
「ろうきん」はコンビニATMが無料で、公共料金等の口座振替ができる、今では数少ない豪華サービスを提供する金融機関ですが、あまり比較サイト等では紹介されていません。
銀行・ゆうちょ銀行・コンビニなどでATM引出手数料が発生しても、条件なしにキャッシュバックされます。
10月7日より、新生銀行のコンビニ等でのATM手数料が、全て無料から、一部無料に変更されますので、受け皿としては最適な金融機関になりそうです。
比較サイト等では、ネット系の金融機関を中心に比較されていますが、知らないのか何か理由があるのか分かりませんが、「ろうきん」が比較対象になっているものは少ないように思います。
比較サイト等では、ネット系の金融機関を中心に比較されていますが、知らないのか何か理由があるのか分かりませんが、「ろうきん」が比較対象になっているものは少ないように思います。
野村信託銀行と「ろうきん」のセットで最強
先日、「野村信託銀行でATM手数料と振込手数料を無料にする」に記載しましたとおり、野村信託銀行には得意な分野と不得意な分野がありましたので、「ろうきん」とセットで使うと最強になるように思います。野村信託銀行
- 振込手数料10回まで無料・・○
- 公共料金等の口座振替ができない・・×
- セブンイレブンでATM手数料が無料・・△
ろうきん
- 公共料金等の口座振替ができる・・○
- 殆どのATM手数料が無料・・○
- 給与振込口座に指定の場合は振込手数料3回まで無料・・△
「ろうきん」は、野村信託銀行の不得意とする公共料金等の口座振替が出来て、コンビニで出金しても手数料が無料になります。
逆に、野村信託銀行は、「ろうきん」の不得意とする振込手数料が10回まで無料になるので、保有資産のポートフォリオ調整が気軽にできます。
新生銀行の制度変更対応として
10月7日に予定される新生銀行のATM手数料変更までに、野村信託銀行と「ろうきん」の組み合わせによる生活口座の移行を完了させる予定です。
生活口座は各種の口座振替があるので、指定しているサービスそれぞれの変更が必要となり、大きな手間となってしまいます。
しかし、「支払いをクレジットカードにして家計簿として使う」に記載しましたように、Ranpaは公共料金の引去りの殆どを、いったんクレジットカードで支払うようにしていますので、指定口座を変更する手間は最小範囲になりそうです。
クレジットカードは割引やポイントなどの恩恵があることと、引去日が纏まるので、公共料金の支払いはクレジットカードを経由するメリットは大きいと思います。
リタイアするが「ろうきん」開設
「ろうきん」は、名前のとおり労働者のための金融機関ですが、アーリーリタイアをする目前に口座開設をすることになりました。
そして、アーリーリタイアしたあとの生活口座としてお付き合いすることになりますので、何だか複雑な心境です。