今年は「激震、ソーシャルレンディング」にも記載した動きがあり、投資する側は投資先の選定ポイントが変化していく年になりそうです。
今までは、LTVが○%までとか、○○の担保設定しているから安全など、個別ファンドごとの選定に重点を置いていましたが、ファンドを販売する業者選定がより重要であること学習をしました。
ソーシャルレンディングへの投資
「激震、ソーシャルレンディング」については、現在進行形の大きな事案で、Ranpaも地雷を踏んでいます。
しかし、リスクは想定して投資をしているので、損失は無い方が良いに決まっていますが、範囲は限定的です。
もし、分散投資をしておらず、何となく大丈夫だろう・・・という感覚で全財産を投資していれば大変なことになっています。
もし全財産が5,000万円あり、10%のリターンとなれば、400万円程度の分配金になる・・・働かなくても十分生活できる・・・という誘惑に惑わされます。
しかし、「利回り10%程度のコインランドリーやバイオマス発電など色々投資しました」に記載のように、10%程度のリターンがあれば、それなりのリスクがあります。
貸し倒れ無しは魅力的か
利回り10%で過去に貸し倒れなし・・・という宣伝は魅力的でしょうか。
貸し倒れなく、早期償還もなく、10%のリターンを継続できることよりも、適度に貸し倒れがあり、早期償還が多く、全ファンドの平均とすれば8%のリターンになっているという方が健全なのかもしれません。
クラウドクレジットのサイトに、「お客様全体の損益分布図」というページがあり、平均利回りは6.9%であるが、大多数の人は7~8%のリターン、一部の人は1~5%のマイナスになっているというような図の表示があり、このようなものがあるべき姿なのかもしれません。
口座開設される場合は、こちら⇒ クラウドクレジット
クラウドクレジットの印象
ソーシャルレンディングを始めた頃は、クラウドクレジットは一部にマイナスや遅延が発生しているのに、伊藤忠商事が出資している以外で人気となっている理由が分かりませんでした。
他のソーシャルレンディング会社の方が、利回りが高くて貸し倒れなしなのに・・・という印象はありましたが・・・・。
Ranpaは少しの投資ですが、今後はクラウドクレジットの比率を高めようと考えています。
もちろん、今まで貸し倒れがなく、厳選した会社のみを投資先に選定しているソーシャルレンディング業者はあると思いますし、何度か記載もしてきました。
ある程度リスクがあるからこその投資
先日「退職資産で損をしない運用とは」に、失敗しないためにはリスクコントロールが肝心と考えていることを記載しました。
低めのリターンに中途半端な安全性を求めるのか、ある程度高いリターンを分散してリスクコントロールするのかは考えどころですが、保有資産の50%以下の投資であれば、Ranpaは後者の考え方です。
リスクコントロールをするコストを自分で持つか、委託するかの違いと思っています。
これからアーリーリタイア生活になるため、投資の失敗で資産を減らさないことを気にしながら、ソーシャルレンディングの投資も経験を反映させながら継続して行く予定です。
そのためにも、ソーシャルレンディングの市場は、これからも拡大して欲しいものです。