景気後退局面でリタイア資産はどうなる

2019年3月8日金曜日

投資全般

少し前までは戦後最長の景気拡大と言われていましたが、実は昨年の10月が景気の山で、既に後退局面に入ったかも・・・というニュースが流れています。

今日の日経平均も400円超安となり、景気悪化の憶測が株価にも反映されつつあるようです。

資産運用はリタイア生活者にとって関係深いもので、リタイア生活を左右します。

景気後退局面になって保有資産の減少が始まると、改めてリスク資産の危なさを感じさせます。

2%の下げで資産は○○万円減少

株価が急落すれば1日に2%程度下げることはよくあることですが、Ranpaの場合は1,900万円近くのリスク資産を保有しているので、2%下げれば40万弱の資産減少になります。

今日のリートはそれほど急落していませんが、実際に今日だけでも16万円弱の資産減少になっています。

リーマンショックでは株価が半分程度になっているので、投資額の半分程度となる1,000万のマイナスは覚悟をした上での投資をしています。

リートは、リーマンショック時に破綻したり、価格が1/5程度になったものもありました。

調子の良い時は多く投資したいものだが・・

Ranpaの場合は7,500万円を社債に投資していますが、もし全額をリートに投資した場合の分配金は300~400万円/年になります。

リートを多く保有されている方のブログもチェックをしていますが、給料レベルの分配金を毎月受取られているようで、羨ましい限りです。

しかし、もし株価下落の局面になると・・・・と考え、とりあえす現状水準の投資比率としています。

今でも株価の動きにより1日に10万円程度の資産の増減を経験しているのですが、全額リートに投資をすれば、1日に50万円程度の増減を経験することになります。

リートを多く保有されている方は、そのような増減も普通に感じているのだろうか・・・と考えてしまいます。


社債が満期になった後には

2021年12月以降に社債の満期が始まります。いちばん長期のものでも2027年ですので、それ以降の投資を考えておく必要があります。

今のところは一部をリートに投資することを考えつつ、それまでに何か良い投資先が出てこないか様子を見ている状態です。

アーリーリタイア生活の計画として、社債の満期までは収入計画を立てていますが、それ以降は未定となっており、少々不安を持っているところです。

リタイア生活をして最初に来る課題は、満期となった社債の運用先を決めることで、それによって以後のリスクや収入が変わってきます。

辛抱すれば必ず戻る

株もリートも全体として見れば、大きく下げても我慢すれば必ず戻ってきます。

中には個別にそうでないものも含まれるので、きっちり分散をして、長期保有すればリスクは少ないのかもしれません。

10年・20年スパンで見て、分配金を含めた収益を考えた場合、リートは安定的な投資先ではあると思っています。

実際にリーマンショック直前よりも今の方が価格は上がっているので、美味しい思いをしている投資家の多くは古くから保有していた人達です。

アーリーリタイアの失敗

以前「失敗するアーリーリタイア」に、アーリーリタイアが失敗する原因は資産運用の失敗にあることを記載しました。

無理に運用利回りを高めすぎてリタイア資産を毀損させることが、最も起き易い失敗原因であろうと思います。

株価が好調な時はリスク資産を増やして、収益を増やそうと安易に考えてしまいますので、株価が下落した時は資産運用の計画を立てる良い時期なのかもしれません。

自己紹介

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金融系に勤めるサラリーマンでしたが、早期割増退職金の制度を使って、45歳になった2018年10月末に会社を退職しました。 このブログは退職の1年前から記載を始め、アーリーリタイアを目指すサラリーマンの心境と、アーリーリタイア生活開始後の心境を記載するものです。 家族構成は子供なし、嫁と2人の生活です。
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