失敗するアーリーリタイア

2018年5月26日土曜日

投資全般

先日、「野村信託銀行を使って投資先を切り替える」に記載したように、アーリーリタイアした後を意識したポートフォリオへの移行をすすめています。

サラリーマン時代の投資とリタイア後の投資は、全く違う方針となることに注意が必要です。

サラリーマン時代の投資とは

いちばんの特徴は、毎月収入があるので、大失敗をしても何とかなることです。

もしも全財産が無くなっても、もう一度最初からスタートすればよいでしょう。当然、精神的なショックから立ち直るには、それなりの時間が必要ですが・・・。

毎月の収入やボーナスがあれば、少しづつでも投資額を増加させていくことができます。

リタイア後の投資よりも単純な方針で良いのではないでしょうか。


リタイア後の投資とは

リタイア後は色々なことを考えなくてはなりません。

給与収入が無いので、保有資産を無駄に減らす訳にはいきません。

しかし、給与収入が無いので、なるべく利回りの高い投資としたいものです。

その他、税金や社会保険料をミニマムにするための投資とする必要があります。

利子や配当であれば確定申告不要ですが、ソーシャルレンディングであれば必要など・・・。

ソーシャルレンディングについて

高利回りは架空ではないことをソーシャルレンディングに望みます」に記載しましたが、一部のソーシャルレンディングの投資で懸念事項が発生しています。

大口の投資をされ、ブログにもその状況を報告されている方の中には、最近になって更新が止まっているものもあります。

リタイア後に大きな損失になってしまえば、精神的なショックだけではなく、死活問題になるので、慎重に分散しながら投資をして行く必要があります。

しかし、「利回り10%にもなるソーシャルレンディングの将来性」に記載しましたように、低金利時代では他に無い投資先ですので、嫁と2人で確定申告が不要となる範囲内で、リタイア後も投資して行く予定です。


投資に失敗した人

アーリーリタイアは自由への挑戦で、「アーリーリタイアをすることに至った経緯」にも記載しましたように、長期に渡って目指してきたことです。

アーリーリタイアの失敗は「アーリーリタイアの成功と失敗」に記載しましたが、計画的に準備していれば、それほど大きな失敗にはならないでしょう。

しかし、大きな投資の失敗をしてしまえば、アーリーリタイア計画が破綻してしまいます。

アーリーリタイアした後の計画にも、投資の失敗まで考慮していません・・・。

アーリーリタイアが失敗する最大のリスクは、投資の失敗ではないでしょうか。

リタイアすると、資産を目減りさせたくない欲求が強くなると思います。それゆえ、リスクの高い投資になっていきます。

計画通りに資産を目減りさせても問題なく生活できるのに、収入が無くなった不安から、生活費は運用でカバーしたくなっていきます。

アーリーリタイアが失敗する最大のリスクは、無駄な投資の失敗ではないでしょうか。

自己紹介

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金融系に勤めるサラリーマンでしたが、早期割増退職金の制度を使って、45歳になった2018年10月末に会社を退職しました。 このブログは退職の1年前から記載を始め、アーリーリタイアを目指すサラリーマンの心境と、アーリーリタイア生活開始後の心境を記載するものです。 家族構成は子供なし、嫁と2人の生活です。
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