サラリーマンの頃は給料が貰えるので、何となく増えていくのだろう・・・という適当なものでしたが、リタイアすると変わります。
今月はどれだけ資産が減るのか・増えるのか・・・、この調子で過ごせば今後どうなっていくのか・・・といったことを考えるようになりました。
そうして計算を終えた時に、思ったよりも減っていなければ(増えていれば)安心します。
そのようなリタイア後の資産管理方法について記載します。
試算表を作成する時期
リタイア資産が増えたか減ったかの試算は月に2回か3回しています。
月初と20日頃、あとは何かあった時にもう1回ぐらいしています。
利息や配当などの収入があったり、クレジットカードの支払いがあったりと、出入りに波があるため、月初の試算を定点観測と位置づけしています。
毎月月初の試算をもとに、増えたのか減ったのかを比べています。
クレジットカードなどの支払いは月末に多くなるので、20日頃に生活口座へ翌月の生活費を振り込んでいます。
その際の次いでにしているのが20日頃の試算です。
野村信託銀行とろうきんを使い分ける
リタイア資産としての資金は野村信託銀行に預け、生活口座としてはろうきんを使っています。
毎月20頃に翌月の生活費とクレジットカードなどの請求予定額を、野村信託銀行からろうきんに振込みます。
合わせて野村信託銀行から任意継続の健康保険料の振込手続きもします。
野村信託銀行は振込手数料が月に10回まで無料なので、資金移動をする際のコストがかからず、リタイア資産としての資金を預けるのに向いています。
ただし、クレジットカードの引き去りに使えなかったり、コンビニATMが使えなかったりと生活口座としては不便なので、ろうきんも使っています。
ろうきんは殆どのコンビニATMが無料なので、生活口座としては最適のように思えます。
2つの銀行を分けることによって、リタイア資産と生活費を分けた計算が出来るので資産の管理が簡単になります。
収入・支出の予定表
生活費は20万円/月を想定しているのですが、月によっては纏まった金額の税金を支払うなどの凸凹が出てきます。
収入についても、利息や分配金の支払月に偏りがあるので凸凹が出てきます。
そのため、半年から1年先までの収入・支出の予定表を作成しています。
リートの分配金は変動するので、決算時に予定分配金額を確認して各リートからの収入予定額を更新させています。
この収入・支出の予定表を見ていれば、これからのリタイア生活の収支がどうなるのか予想がつきます。
そうして、月初と20日頃に算出する実際の資産状況と見比べて、予定との解離が無いかを確認していきます。
時価と簿価
株式やリートなどの価格変動する資産が約2,900万円あるため、評価額は毎日5~30万円ぐらいも変動してしまいます。
資産を時価だけて計算すると、実際の生活における収支が分からなくなるので、時価と簿価の両方で計算しています。
因みに、「資産・収入状況」にまとめている資産は時価ベースで計算したものですが、簿価ベースも実は計算しています。
とりあえず、今のところはリタイア資産に問題は無さそうです。