当時は長年の目標としてきたアーリーリタイアや、退職後に住む新居への引越しが目前となっていた時です。
志望大学に合格して入学式を待つような気分と言うか、今から思い出せば清々しい時であったと思います。
その分、舞い上がって気付いていなかったことも多かったと感じます。
会社に来るのは本当に最後になる
これから目標に向かって旅立つという時は、過去のことに気付きにくくなってしまいます。
また、長く働いてきたので毎日会社に来ることや仕事をすることが普通になりすぎて、本当にそれが終わってしまうことにも気づきにくくなるものです。
特にラスト1週間という時はゴールが目前になり、時間に流されるまま過ごしやすいものです。
Ranpaの場合もアーリーリタイアは10年前から計画して着々と実行をしてきたのですが、サラリーマンのラスト1週間は無計画に過ごしてしまったように感じます。
参考ブログ:アーリーリタイアまで1週間となった心境
ラスト1週間は早かった
アーリーリタイア開始までの日数はアプリを使ってカウントダウンをしていましたが、時間はゆっくりと進んでいるように感じました。
ラスト1,000日を切る時や、1年を切る時などは嬉しかったものですが、退職はまだまだ先のように感じるものです。
待つ時間を長く経験しすぎると、最後の1週間の時間の早さに付いていくことが出来なくなります。
本当は、最後の1週間はそれまでの過ごし方とは違い、ギヤの切り替えが必要であったのでしょう。
参考ブログ:アーリーリタイアする最終出社日の業務
意外に忙しくなるサラリーマンの最後
退職が近づくにつれて責任のある仕事から外れ、暇な時間が増えてくるのですが、本当の最後は意外に忙しくなるものでした。
もっとしっかりと挨拶をしておきたかった人達がたくさんいます。
お礼を言っておきたかった人達もいます。
退職直前にならないと、お礼や挨拶は早すぎると考えてしまいました。
しかし退職までラスト1週間は慌ただしく過ぎるもので、しかも後戻りの出来ない取り返しの出来ない時間だったのです。
実際にそれを経験して気付くことになりました。
これから退職を予定される人へ
退職までラスト1週間はサラリーマン生活において重要な時間となるはずです。
ただし、本人は目前となった退職に気が向いて、重要な時間が疎かになりやすい時でもあります。
緻密な計画が必要となるアーリーリタイアと同じように、最後の1週間の過ごし方についても計画的に過ごして欲しいものです。
そして悔いの無いサラリーマン最後の時間をしてください。