4月が終わったということは、アーリーリタイア生活を始めて1年半が経過したということになります。
厳密には、退職時に貯めていた有給休暇を消化したので、正式な退職日からカウントすると1年4ヵ月ですが、会社に行かなくなってからでは1年半経過しています。
アーリーリタイアを1年半過ごした心境について記載します。
アーリーリタイアの評価
アーリーリタイアして良かったかどうか・・・ですが、正直なところ、会社に行かない生活に慣れてしまい、サラリーマン時代との比較はしにくくなったような気がします。
働かず自由に過ごす生活が当たり前になってしまったという感じです。
ただ、アーリーリタイア生活に飽きて、サラリーマンに戻りたいと思うことがあるかと言えば、それは全くありません。
リタイア資産が無くなるなど、必要に迫られなければ働くことは無いだろうと思います。
当たり前になってしまうと評価しにくいのですが、サラリーマンに戻ることを考えていないため、今のことろは成功していると言えるのでしょうか。
時間とともに変化してくるもの
アーリーリタイアした最初の頃は、構築してきた人間関係や経験を生かす場が無くなることに不安を感じていました。
しかし、それは長く続けたサラリーマン生活から急変する過渡期において生じる一時的なもので、時間とともにサラリーマン時代のことは過去のものとなっていきます。
また、平日の昼間に自由に過ごしていると、最初の事は違和感を感じますが、時間とともに薄れ、今では何も感じなくなってしまいました。
毎日が日曜のような生活ですが、慣れてくれば、それはそういうもの・・・と普通になってきます。
逆に平日の昼間に自由に過ごすことが出来る有難さも感じなくなるのですが・・・。
生活費は概ね計画した通り
アーリーリタイアする前には生活費のシュミレーションをしましたが、基本的には計画通りに進んでいます。
税金や社会保険料など、退職してから変化する出費についても計画通りです。
ただし、新型コロナの影響でリタイア資産はピーク時から1,090万円減少してしまいました。
厳密にはピーク時に評価損益が660万円のプラスであったため、実際のリタイア資産元本の減少額は430万円です。
もちろん、430万円は高級車が買えるぐらいのとても大きな額で、急落以降は日々株価等の変動に一喜一憂しているのですが、10年に1度来るか来ないかの急落時にこの範囲で収まるのなら想定内と言えるかもしれません。
価格変動するリスク商品に投資をしているので、ある程度の減少は想定済みですが、アーリーリタイアを始めて1年半で出くわすのか・・・という気もしています。
しかし、今後さらに新型コロナの状況が悪化すれば想定範囲を超えてくるので、そろそろ収束の方向に進むことを期待しています。