アーリーリタイアが増えない原因

2020年11月3日火曜日

時事ニュース

大阪の都構想ですが、否決となり予想外でした。

Ranpaは賛成派でも反対派でも無く傍観していたのですが、大阪での維新勢力の人気は相当でしたので、今回は可決するのだろうと思っていました。

これから大阪は良い方向に大きく変化していくのだろう・・・と思いつつ、大阪市が無くなれば、それはそれで各方面で面倒なことが発生するのだろう・・・とも感じていました。

サラリーマン時代の経験から、社名が変わったり、本社が引っ越ししたり、社長が変わったりすると面倒な仕事が増えたことを思い出します。

大阪都構想の否決を見て感じるもの

大阪の選挙では都構想を掲げる大阪維新の会が強かったものの、住民投票の結果は否決で、矛盾した結果ですよね。

都構想を目指す吉村知事や松井市長も人気があるのに、その人気はどこから来ていたのだろうか・・・と思います。

否決の理由は色々あるようですが、現状維持バイアスが大きいと言う人がいます。

今の生活に不満はあるのですが、変化することに対しても不安を感じたり、面倒くさいと思うのでしょう。

これは、サラリーマンのアーリーリタイアにもよく似ています。

サラリーマン生活に不満を持っているのものの、現状維持をしてしまうというものです。

あれほど上手く行きそうな環境でも否決になったことで、現状維持バイアスの力の強さを知ることとなり、改めて、アーリーリタイアが増えない原因が分かりました。


大阪の問題というより・・・・

無駄を無くすために形から変える・・・という都構想も悪くは無いと思うのですが、本当は形を変えなくても、現状のまま効率化することは出来るのでしょうね。

ただ、形を変えることも大事で、形を変えることでマインドは大きく変わるのでしょう。

菅総理はデジタル化を進めると言っていますが、印鑑を無くせば紙を使わなくても良くなり、手続きの電子化が進みます。

手続きの電子化が進めば機械が1か所で大量に処理をすることが可能となり、手作業でしている各地での役所の仕事は大きく減らせます。

そうすれば役所自体を減らすことが出来るので、都構想と同じような方向になるのですが、これは大阪の問題というより、日本全体の問題であろうと思います。

現状維持バイアスとアーリーリタイア

普通に生活をしていると、今日・明日のことを中心に考えてしまい、10年先のことは関係なく思えてしまいます。

大きな問題を感じつつも、さしあたって影響が無ければ現状維持で良いとなるでしょう。

それは、今がそれなりに多忙なために今日・明日のことを考えるだけ疲れてしまい、10年先のことまで考える余裕がないからであろうと思います。

多忙であることは現状維持バイアスを増幅させます。

しかし、何か手を打つには1日・2日で出来ることは少ないのです。

長期に渡って準備をしておかなければ手遅れになることは多く、アーリーリタイアも同じであろうと思います。

ただ、自分にバイアスがかかっていることには気づきにくいのですが・・・。

想像している以上に現状維持バイアスは厄介なものかもしれません。

自己紹介

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金融系に勤めるサラリーマンでしたが、早期割増退職金の制度を使って、45歳になった2018年10月末に会社を退職しました。 このブログは退職の1年前から記載を始め、アーリーリタイアを目指すサラリーマンの心境と、アーリーリタイア生活開始後の心境を記載するものです。 家族構成は子供なし、嫁と2人の生活です。
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