サラリーマンとして働いていると、いつも失敗しないよう注意することとなり、それは大きな負担でした。
投資で失敗し大損した時よりも、何故か大きな負担として感じます。
恐らくそれは、サラリーマン社会という集団社会に属していると、常にその中での立ち位置を気にすることになり、他人からどう思われるのかを気にしてしまうからであろうと思います。
人と接することが少なくなり、改めて、その負担の大きさが分かってきました。
今になって、アーリーリタイアして良かったと気付くこともあるのですね。
他人に何を言われているのか、どう思われているのか
サラリーマン社会の中で生きていると、他人に何を言われているのか、どう思われているのか・・・とても気になりました。
何の仕事をするにしても、心のどこかで、上手くやって上司や同僚からの評価を高めたいと思っていたはずです。
逆に、失敗して評価を下げたくないので、失敗しないようにする・・・という気持ちから、必死に仕事をしていたような気がします。
今から考えれば、評価されれば光栄に思い、失敗すれば恥ずかしくなる、常にそんな精神状態であり、それはそれで、しんどかったように思います。
リタイアすると殆ど他人からの評価が無くなり、その環境になって、今さらですが他人の評価を気にすることのしんどさに気付きました。
他人から評価されないというのは、非常に楽なのです。
もうすぐ辞める予定であっても
アーリーリタイアを計画し、長く会社には居ないと分かっているのですが、それでも会社では他人の評価を気にしてしまいます。
それは、恐らく自尊心から来るものではないかと考えます。
アーリーリタイアする計画ですので、必要以上に働くまではしませんでしたが、最低限、働いた分は、少しでも良い評価をもらいたいと・・・。
アーリーリタイアするからといって、他人からどう思われても関係ない・・・とは思えない、それがサラリーマン社会なのだろうと考えます。
当時はそれほど意識していませんでしたし、と言うか、それが普通であったために、他人の評価を気にする負担の大きさに気付かないのですよね。
なぜ、最近になって気付いたか
普段のリタイア生活では、販売する側とお客さんという関係以外での人間関係はかなり少なくなります。
しかし、時々、それ以外の接点を持つことが出てきます。
例えば、雑誌等にブログのことが掲載されるなどで、記者の方とやりとりをする時など・・・。
そういった時、普段よりも何か大きな負担を感じます。
それは、他人と接して評価されることとなるため、良い評価をしてもらうために、あれこれ考えて行動してしまうからですね。
何かいつもと違う負担感があるな・・・、これは何だろう・・・と考えて今さら気付きました。
他人から評価されないというのは、非常に楽なことで、今さら気付いたリタイアして良かったことです。
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