4月となり、入学式や入社式が開催されたなどのニュースを見ました。
昨年はコロナの関係で中止するところが多かったようですが、今年は対策をして実施しているところが多いようですね。
昨年は3月に株価が大暴落し、この先どうなるのだろうか・・・という状況であったと思います。
一方、夏にはコロナも終了するとも思っていたのですが・・・。
ただ、今年もイマイチ新年度としての特別感は感じませんね。
新年度になって変わること
サラリーマン時代、勤めていた会社は3月が決算月であったために4月は新年度としての特別感がありました。
新年度になることで、前年までの実績がリセットされ、新たな目標設定のもと0からのスタートとなりました。
学校も4月から新学年となり進級の時期ですね。
一般的には「一年の計は元旦にあり」ですが、学生やサラリーマンにとっては「一年の計は3月にあり」の方が実態に近いのではないでしょうか。
ただ、会社を辞めれば、そのような年度という概念が無くなってしまいます。
4月になると、世の中では新年度として新たなスタートを切るような雰囲気となるのですが、リタイア生活者にとっては何の変化もない、全く関係の無い時期となるのです。
年末年始との違い
一方で、リタイア生活者にとっても年末年始は特別なものとして感じ続けます。
西暦も和暦も1月から新たな年となりますし、1からスタートしてまた1に戻る訳ですから・・・。
街の雰囲気もテレビの内容も、年末年始は特別なものとして表現されるため、リタイア生活者であっても何となく特別なものとして認識してしまいます。
4月は実務的に新たな年度へ切り替わる時で、1月は文化的に新たな年度として切り替わる時なのかもしれません。
実務をしなくなったリタイア生活者にとって、年度替わりは1月だけになってしまうでしょう。
海外の決算月
国内では3月を決算月とする会社は多いのですが、海外では12月が一般的です。
学校のスタートも9月が多いため、海外での4月は新年度でも何でもない時期となってしまいます。
4月になると、暖かくなり、桜が咲き、環境が変わる・・・といった感覚になるのは日本だけなのかもしれません。
海外に行かないまでも、リタイアすると環境が変わることが無くなってしまいます。
後は、暖かくなり、桜が咲くことで、昔感じた新年度の感覚を思い出す生活になるのだろうと思います。
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