【本末転倒】働きすぎると自分が損して他人が得することになる

2021年4月21日水曜日

働き方

他人のために働いていると感じたことは無いでしょうか。

働けば働くほど、他人の取り分が多くなってしまいます。

利子や配当による不労収入であれば仕方が無いと割り切ることも出来るのですが。

我慢して働き、貴重な自由時間を犠牲にして得た対価であっても納得出来るでしょうか・・・。

もちろん、他人のために働くことは良いことでもあるのですが、その場合、きっちり理解をして働かなくてはなりませんね。

自分のために働いていると感じる錯覚

日々の生活をするために働くのは当然ですが、将来の不安に備えるためにも働いて貯蓄をしていると思います。

日々の生活をするための必要額は分かりやすいのですが、将来の不安に備えるための必要額は正しい答えが出てきません。

そのため、貯蓄がいくらあっても不安は解消されませんので、多くの人は、働き続けることで、その不安の解消をしています。

ただ、それは不合理なことで、働き続けることで、やるだけのことはやった・・・と自己満足しているだけではないでしょうか。

また、自分のためと思って働きすぎるほど、他人の取り分も増えていきます。

税金や社会保障

税金や社会保障は、基本的に余裕のある人が多く支払う制度になっています。

余裕のある人が、余裕の無い人の分まで支払うということですね。

将来、お金が足りなくなると思って我慢して働いているのに、働けば働くほど他人を助けることにもなっています。

働いて得るお金は、貴重な自由時間を犠牲にして得るものですが、その犠牲が大きくなるほど、多くの他人を助けることになりますね。

他人を助けることは良いことではあるのですが、自分にとっては働きすぎるとコスパが悪くなってしまいます。

それが、やるだけのことはやった・・・と自己満足のために働いていたとすれば、無意味に働き、コスパを悪化させている不本意な状態にあるかもしれません。

使いきれなかったお金の行方

さらに、将来の不安に備えるために働いて貯蓄に励んだとして、それを使いきれない人はどれぐらいいるのでしょうか。

恐らく、相当に多いと思います。

貴重な自由時間を犠牲にして蓄えた資産を、家族に残すのであれば良いほうで、遠い親戚に相続されたり、最悪は国庫に納付されるケースもあるようです。


本来、お金は使ってこそ価値のあるものですが、貯めておくことにも価値を感じてしまう悩ましい存在であるため、使わずに貯めこみたくなります。

働きすぎてしまうと、自分が損をして他人が得することも意識をして、いつまで働けば良いのかを合理的に考えなければ、コスパの悪い人生になってしまうと思います。

もちろん、他人のために働くことは良いことでもあり、その場合、そのことをきっちり理解をして働かなくてはなりませんね。

自己紹介

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金融系に勤めるサラリーマンでしたが、早期割増退職金の制度を使って、45歳になった2018年10月末に会社を退職しました。 このブログは退職の1年前から記載を始め、アーリーリタイアを目指すサラリーマンの心境と、アーリーリタイア生活開始後の心境を記載するものです。 家族構成は子供なし、嫁と2人の生活です。
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