【要注意】アーリーリタイア、「出来る」と「する」の違い

2021年5月25日火曜日

アーリーリタイアの実態

アーリーリタイアを実行する時、本当にこれから収入が無くなっても大丈夫なのだろうか・・・と心配になります。

何度もシュミレーションをすることで、計画に自信を持つことが出来るようにはなるのですが、会社に退職を申し出るまでは、恐らく、色々な迷いが出てくると思います。

リタイア資産が底をつくことが無いのか、リタイアした後は暇になりすぎないのか、などは、誰かと相談をして解決する問題ではなく、自分で答えを出す他に無いのでしょう。

そんな時、周囲の情報を誤って理解し、良く無い判断をしてしまう可能性が出てきます。

アーリーリタイアは「出来る」と「する」を分けて考えなくてはならないように感じます。

サラリーマンを続けて理解したこと

若い時ほど「出来る」と「する」の違いを考えることは無かったように思います。

経験を積み、先を読んで駆け引きが出来るようになると、敢えて、今はしないという選択をするようになるのではないでしょうか。

サラリーマンを長く続けていれば、何度も失敗し、何度も成功を取りこぼす経験をするのですが、痛い経験を積むことで思慮深くなってきます。

そうして、準備が出来ればすぐに始めるのではなく、もう少し待ってからの方が良いのではないかと考えるようになって行きます。

すぐに対応できることでも、敢えて、時間をかけて見せることもするでしょう。

「出来る」から「する」とは限らない

会議で、他部門から出来ますか?と聞かれたとき、すぐに出来ますと答えれば、恐らく仕事が回ってきます。

やりにくい仕事が来るようであれば、敢えて出来ないと答えるのが駆け引きだろうと思います。

一見、良くない判断とも思えるのですが、コストもリソースも無限にある訳ではありませんので、仕事をするにも優先順位を考え、最大の効果となるように取捨選択するのが正しいのだろうと思います。

「出来る」と「する」を敢えて分けることで、より良い結果を出そうとします。

それは、アーリーリタイアにおいても言えるように思えます。

アーリーリタイア、「出来る」と「する」の違い

リタイア生活において、1ヵ月〇〇万円あれば生活出来る・・・というような情報が散乱しているのですが、これも「出来る」の1つでしょう。

かなり少ない金額となる、〇〇〇万円あればリタイア出来る・・・というのも間違いではないと思いますが、「出来る」と「する」は異なるものとして整理したほうが良いと思えます。

確かに「出来る」としても、もう少しバッファーを確保してからに「する」・・・という取捨選択をすることも正しいのだろうと思います。

アーリーリタイアは少数派であって情報量は限られるのですが、お金は少なくても大丈夫だという情報は意外と多いように感じます。

あくまでもアーリーリタイアは一方通行ですので、「出来る」と「する」を混合してしまわないよう注意しなくてはならないと思います。

本当に必要であろう金額以上の準備をすることは無駄ですが、少なすぎて失敗し、後から後悔することは避けたいですね。

自己紹介

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金融系に勤めるサラリーマンでしたが、早期割増退職金の制度を使って、45歳になった2018年10月末に会社を退職しました。 このブログは退職の1年前から記載を始め、アーリーリタイアを目指すサラリーマンの心境と、アーリーリタイア生活開始後の心境を記載するものです。 家族構成は子供なし、嫁と2人の生活です。
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