【あなたはどうしますか?】 国民年金保険料、免除申請する・しない

2021年5月29日土曜日

退職後の費用

アーリーリタイアした後、国民年金保険料の支払いはどうしますか?

恐らく、無職となれば支払いは全額免除が認められると思いますが、敢えて支払う選択肢もありますね。

実際にアーリーリタイアされた方であっても、国民年金保険料を支払っている割合はそれなりにあるように感じます。

周囲の人が年金をもらって悠々自適な生活をしているのに、自分はアーリーリタイアをしたために、年金額が極端に少ない・・・というのも悲しいことですね。

考え方が分かれるもの

同じ社会保険であっても国民健康保険については、保険料を多く支払っても、低所得者として7割軽減されても、提供されるサービスは同じです。

しかし、国民年金の場合、保険料を支払えば支払った金額に応じてサービス、つまり年金額が増加します。

そのため、国民健康保険よりも国民年金の方が支払う価値は高いとも考えられます。

国民年金は、生きている限り年金が支払われることとなるため、特に、長寿社会においては、長生きするリスクの対応策となり、アーリーリタイアをする上でも重要な材料となるはずです。

ただ、年金制度自体に不安があることがリスクなので、そこをどう考えるかが分かれるところですね。

社会保険料控除を考えると

国民年金保険料を支払うと、その金額は社会保険料控除として所得から差し引くことが出来ます。

今の国民年金保険料は16,610円ですので、12か月で199,320万円、嫁と2人分であれば約40万円にもなります。

リタイアすると所得が少なくなるので、所得税率は5%で済むのですが、されど、国民年金を支払えばその5%分の節税効果が出てきます。

アーリーリタイアして配当等による資産生活をしている場合、確定申告による還付金を増やすことが出来ますね。

国民年金を5%の利回りとする金融商品と考えれば、どうなのでしょうか・・・。

5%を超える利回りの金融商品となれば、それなりにハイリスクとなるのですが、国民年金は恐らく完全破綻することはないでしょうから、考え方によっては面白い投資先かもしれません。

余裕があるのであれば

Ranpaの国民年金は、ねんきん定期便によると、嫁と2人で163万円、全額免除で保険料を支払わなかったとしても、この金額からさらに増加はしますが、年金財政難で削減されるかもしれません。


仮に削減されて100万円となっても、それはそれで受給する時になれば非常に有難く思うのでしょうね。

ただ、アーリーリタイアして新たに負担を増やしてまで、年金を増加させたいかと言えば、これぐらいあれば十分と思っています。

もし、もっと若くにアーリーリタイアを始めた人であれば、もらえる年金額はもっと少ないであろうから、リタイア後も保険料を支払って年金額を増やしておいた方が良いとは思うのですが・・・。

社会保険料控除による5%の利回りは大きいのですが、Ranpaとしてはこのまま免除を続けることが出来れば、そのままで良いのだろうと考えています。

自己紹介

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金融系に勤めるサラリーマンでしたが、早期割増退職金の制度を使って、45歳になった2018年10月末に会社を退職しました。 このブログは退職の1年前から記載を始め、アーリーリタイアを目指すサラリーマンの心境と、アーリーリタイア生活開始後の心境を記載するものです。 家族構成は子供なし、嫁と2人の生活です。
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