【立つ鳥跡を濁さず】追憶・最後の1年

2021年5月3日月曜日

残りの会社生活

最終出社日から2年半経ったのですが、サラリーマン時代のことを考えると、やはり退職直前のことが鮮明に出てきますね。

時間が経つほど、過去の記憶が薄れるということもあるのですが、退職することが決まった後のサラリーマン生活は記憶に残るものであったようにも感じます。

長いサラリーマン生活において、退職が決まってからの時間は重要になるのかもしれません。

もし、最後の時間が悪い記憶となってしまえば、長く過ごしたサラリーマン時代の全体が悪いイメージになってしまうのではないでしょうか。

ジャニーズ事務所を突然退所した近藤真彦氏について、東山紀之氏が「退所の仕方に大きな疑問が残っている」と言っているニュースを見てそのように感じました。

今だから分かること

Ranpaの場合、アーリーリタイアのために退職をするということを上司に報告したのは、退職の約1年前となった時でした。

その後、退職を前提とした人事異動が発令され、同僚達にも退職することが広まって行きました。

退職することが決まっていても、普通に仕事を続けていましたので、全く普段通りの生活であったと思います。

ただ、退職をする準備は十分にすることが出来ました。

退職の報告は、もっと直前になってからするかどうか、大いに迷いましたが、約1年前にして良かったのだろうと思っています。

気楽で自由なサラリーマン生活

退職をするということを上司に報告した時、肩の荷が下りたような気がしました。

アーリーリタイアに関する最後の山場であったとともに、それまでの責任から解放された時であったのかもしれません。

その後、退職日までのサラリーマン生活はとても気軽であったように思えます。

当時は、あともう少しでアーリーリタイア、ゴールが見えているのに非常に遠いと感じてはいたのですが・・・。

今から思えば、退職が周知の事実となった後のサラリーマン生活は、とても貴重な、人生で一度限りの経験であったのでしょう。

円満退社

今では退職代行をする業者があるなど、退職に関する環境は大きく変化しているのかもしれません。

しかし、長年働いた会社を退職する際は、ゆっくりと準備をした上での円満退社を目指すべきであろうと思えます。

直前に退職することを伝えて、最後はバタバタと準備をして退職するのではなく、時間をかけてしっかりと引継ぎをし、同僚達に迷惑をかけないようにすべきすね。

そうすれば、最後のサラリーマン生活は貴重な時間となるのだろうと思います。

退職の約1年前に、アーリーリタイアのために退職をするということを上司に報告したのは正しい選択であったと思えます。

自己紹介

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金融系に勤めるサラリーマンでしたが、早期割増退職金の制度を使って、45歳になった2018年10月末に会社を退職しました。 このブログは退職の1年前から記載を始め、アーリーリタイアを目指すサラリーマンの心境と、アーリーリタイア生活開始後の心境を記載するものです。 家族構成は子供なし、嫁と2人の生活です。
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