リタイアして2年半で忘れていくもの

2021年6月15日火曜日

心境報告

リタイア生活を続けていると働かない生活に慣れてしまい、毎日働いていたことが信じられないぐらいになってしまいます。

人間はすぐに環境に適応してしまうもので、世界中がRanpaのように働かない生活をしているようにも感じてしまいます。

地方ではスーツ姿のサラリーマンを見ることが少なく、余計にそのようになるのでしょう。

平日の昼間に外出すれば、リタイアしたであろう高齢者ばかりですが、平日でも活発に活動している高齢者に囲まれることで、働かない生活が多数派のように感じてしまいます。

特定の場所で思い出す現象

ただ、デジャブというのかフラッシュバックというのか、特定の場所に行くと働いていたことを思い出す瞬間があります。

アーリーリタイアを始めた時のことですが、最終出社日の翌日には引越しをして、約500km離れた今の家に移りました。

そしてその翌日、引越し後に初めて外食をしたのですが、平日の昼間なのにゆっくりと外食をしたことで、初めてアーリーリタイアした実感が湧いてきたこと覚えています。

今でも、そのお店に行くと、その時の感覚を思い出しますね。

平日にみんなが働いている時に、ゆっくりと外食をする違和感です。

働かない生活に慣れてしまっても、働いていたことやアーリーリタイアを始めた当初の新鮮な気持ちを思い出させてくれる、貴重な場所になっています。


仕事の夢を見る

そういえば、最近は殆ど仕事の夢を見ることも無くなりました。

サラリーマン時代は睡眠時間が短かったせいか、そもそも夢を見た記憶が殆ど無かったのですが、会社を辞めてからは、よく夢を見るようになりました。

最初の頃は仕事の夢が多く、厄介な問題が起きている状態でハッと目が覚め、すぐに対応せねば・・・と思うのですが、よく考えてみると、そうだ、会社を辞めたので何もしなくても良いのだと気付きます。

ただ、それに気付いた時、アーリーリタイアしていて良かった・・・と思うのですが。

しかし、最近はそういった夢を見ていないような気がします。

脳の中でもサラリーマン時代のことは過去のものとなってしまったのでしょうね。

時間の経過とともに過去のこととなる

さらに時間が経過すれば、サラリーマン時代の記憶は、学生時代の記憶のように、遠い過去のものとなっていくのでしょうね。

リタイア生活はこれからも続いていきますので・・・。

アーリーリタイアを目指していた時は、退職がゴールのように思えたのですが、実際にアーリーリタイアすると、その後も生活は普通に続いてきます。

受験勉強をして大学に合格し、入学した後は新たなステージに移行して、受験勉強していた時のことが過去のものとなって忘れてしまうような感じでしょうか。

自己紹介

自分の写真
金融系に勤めるサラリーマンでしたが、早期割増退職金の制度を使って、45歳になった2018年10月末に会社を退職しました。 このブログは退職の1年前から記載を始め、アーリーリタイアを目指すサラリーマンの心境と、アーリーリタイア生活開始後の心境を記載するものです。 家族構成は子供なし、嫁と2人の生活です。
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