アーリーリタイアして必要となる耐性

2021年7月15日木曜日

投資全般

アーリーリタイアはリスクのあることですから、リスクを楽しむ人が多くなるのだろうと思います。

極力、リスクを避けたいと考える人であれば、アーリーリタイアはしませんし、リスク商品への投資もしないのでしょうね。

ただ、リスクを楽しみすぎるというのは、良く無いのかもしれません。

アーリーリタイアして資に力を入れすぎれば、失敗して働かなくてはならないようになるかもしれないからですね。

リタイア資産の運用と日々の生活・・・という、アンバランスな両者をバランスよく調整していく感覚が必要になるのかもしれません。

1日に変動する資産額

1ヵ月の生活費を20万円と想定しているRanpaですが、日々、リタイア資産は大きく変動してしまいます。

参考にどれぐらい変動しているのかまとめてみました。

<直近10営業日の資産変動額>
2021/7/2 : +90万円
2021/7/5 : +56万円
2021/7/6 : +25万円
2021/7/7 : -42万円
2021/7/8 : -7万円
2021/7/9 : -16万円
2021/7/12 : +44万円
2021/7/13 : -1万円
2021/7/14 : +16万円
2021/7/15 : -40万円

<コロナショック後の最大変動額>
2020/3/25 : +280万円 増加最大
2020/3/19 : -315万円 減少最大

資産家の場合

資産家であれば、1日に変動する資産の額はもっと大きくなるのだろうと思います。

日本を代表する資産家が保有する自社の株式について計算してみました。

ソフトバンク孫氏の場合・・・
保有する自社株数は460,161千株とのことですので、今日の株価は-92円ですから、423億円の資産が減少したことになります。

ファーストリテイリング柳井氏の場合・・・
保有する自社株数は22,037千株とのことですので、今日の株価は-890円ですから、196億円の資産が減少したことになります。

1日に百億円単位で資産が動いているのは驚きですが、それでも淡々と普通に生活を続ける耐性を持たれているのでしょう。

リタイア生活と投資

アーリーリタイアをすると、多くの人が投資をすることになるとは思うのですが、その場合も、リタイア資産の増減に対する耐性を持っておかなくてはならないと思います。

働かなくても生活を続けることが出来る資産がある訳ですので、投資する金額はそれなりにあり、1日に変動する金額は大きくて、しかも、無くしてはいけない資産が元本です。

投資している資産は10万円単位で増減していても、日々の生活では、普通に千円・百円単位で生活をしなくてはならないでしょう。

資産が増えたからといって無駄に贅沢したり、資産が減ったからといってパニック買いをするようであれば、リタイア生活は続かないのだろうと思います。

仮に午前中だけで100万円の資産が増加・減少しても、いつも通りのランチを淡々と選ぶような耐性ですね。

Ranpaの場合も難しいと感じるのですが、投資はサラリーマン時代の仕事の延長として、事務的に淡々とするように気を付けています。

自己紹介

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金融系に勤めるサラリーマンでしたが、早期割増退職金の制度を使って、45歳になった2018年10月末に会社を退職しました。 このブログは退職の1年前から記載を始め、アーリーリタイアを目指すサラリーマンの心境と、アーリーリタイア生活開始後の心境を記載するものです。 家族構成は子供なし、嫁と2人の生活です。
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