先日記載した「【仕事が楽しいから?】お金があってもFIREしない人達」が好評でしたので、続きを記載します。
仕事が楽しいので続けていると言う人であっても、給料に見合わなければ続けないのではないかと考えました。
仕事が楽しいか楽しくないかは、働く理由の1つではあると思うのですが、それが大部分を占めるのではないような気がします。
理由の中では、お金に関することがいちばん大きくても、それを過小評価しすぎているように思えます。
経済合理性によって成り立つのではないか
仕事を面白いと感じても、実はその殆どが、お金に関係しているのではないでしょうか。
自営業をして儲かっている時は面白いのですが、儲からなくなれば面白くないでしょう。
サラリーマンも、目標を達成すればボーナスが増えるから面白いのでしょうし、仕事が上手く行けば評価され、給料が増えると思うから面白いと感じます。
仕事をしていて楽しいと感じる理由は色々あるとは思いますが、お金が関係する部分は大きいように思います。
共産主義国ではない限り、本質的には経済合理性により判断されるのでしょう。
もしお金のため以外に働く理由があるとすれば
仮に、楽しいから・・・と、お金のため以外の理由で働くとすれば、楽しくない仕事はどうなるのでしょうか。
嫌な人とは付き合わない、面倒な社内ルールは守らない、やりたい仕事だけ選んでする・・・といった感じになると思うのですが。
お金をもらう代りに、嫌なこと、面倒なことでも我慢してするのが仕事ですよね。
もし従業員が、楽しい・楽しくないで仕事をしているのであれば、組織としての統制がきかなくなってしまいます。
働くのが楽しいと感じることが狂わせる
ただ、経済合理性で整理が出来ないことも出てきます。
冷静であれば経済合理性によって判断するところが、雰囲気に騙されて正しい判断がされなくなってしまう場面ですね。
仕事が楽しいので続けていると言う人は、本質的には経済合理性によって働く判断をしているのに、それ以外の理由が大きいように誤解しているのではないでしょうか。
お金が増えることで面白く感じているのに、やりがいや人間関係が面白くさせているように誤解しているのかもしれません。
働くのが楽しいと誤解すれば、本来あった働く目的を見失い、アーリーリタイアする機会損失となってしまいます。
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