アーリーリタイアをする・しないは、人それぞれ個別の判断によるものだと思います。
しかし、全体として見てみると、働く業種にも影響を受けるのだろうと思います。
給与体系も当然ですが、業種の違いによる社風や伝統文化、それらもアーリーリタイアには関係するのでしょうね。
Ranpaは金融業界以外では働いたことが無いため、他の業種は分からないのですが、金融機関とアーリーリタイアの関係について考えてみます。
金融機関の給料の特徴①
金融機関はボーナスが多いと聞きますが、漏れ聞こえてくる他の業種のボーナスと比べると、確かに多いのであろうと思います。
ただ、それは相対的なもので、毎月の給料と比較すると多いということで、年収に占めるボーナスの割合が高いということですが、メリット・デメリットもあります。
まずデメリットですが、ボーナスは毎月の給料とは違い、会社が勝手に増減出来ますので、会社の業績が悪かったり、自分の評価が悪ければかなり減ってしまいます。
実際にリーマンショックの時は、信じられないぐらいに少なくなったことを覚えています。
逆にメリットとしては、普段は毎月の給料をベースに生活をしておくことで、ボーナスは投資に使うことが出来るということでしょうか。
年収に占めるボーナスの割合が高いことで、リタイア資産が貯めやすかったようにも感じます。
金融機関の給料の特徴②
一方、給料の額としては、若手は他の業種と比べても少ないのだろうと思います。
ただ、社宅に住むことが出来ますので、それをどう評価するかでしょうか。
その後は役付きとなるにつれ増加していくのですが、人による差が大きく出てきます。
物を動かすのではなく、お金という架空のものを動かすことから、1人でも出来る仕事量に物理的な限界が無いため、そういった差が出やすいのではないかと思います。
結局、自分が他の社員と差を出すために長時間労働をすることとなり、夜遅くや休日まで働く人が多くなってしまいます。
金融機関に勤めると帰りが遅くなってしまうのは、そのような事情があるからでしょうね。
金融機関とリタイア
Ranpaが働いている時でさえ、既に役職定年は導入されていましたし、ベテランへの風当たりは厳しくなりつつありました。
関連会社へ出向する人などは、実質的には退職したようなものですので、年を取るにつれてアーリーリタイアが身近になってくる業種でもあるのだろうと思います。
特に、早い段階で昇格が止まっている人にとっては、いつまで会社に居ることが出来るのか、不安を感じて当然でしょうね。
お金に関する知識を得意分野とする人が多いことも、50代になればリタイアする人が多くなる理由の1つになっていると考えます。
改めて考えてみると、金融機関とアーリーリタイア、その親和性はとても高いのだろうと感じます。
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