リタイア後に住む環境がとても重要であることは、実際にリタイア生活をしてから考えるようになりました。
リタイア計画をしている段階では、通勤が無くなるので田舎の住宅費の安いエリアに住むのが良いのだろう・・・と安易に考えていました。
リタイア生活を楽しむためには住環境がとても重要となる・・・、なぜかサラリーマン時代はそれを軽視してしまいます。
リタイア後は地方で生活する・・・という前提で考えた、住環境の現実について考えます。
出店計画
新しい店舗が増えるかどうかに関して出店する側から考えてみると、競合、人口・推移、アクセス、年齢構成、昼夜人口差、などを評価するようです。
閉店を検討する際にも、同じ項目を見て、何故、売上が低迷しているのかを評価するようです。
競合が少なくても、人口が少なく減少傾向、アクセスも悪く、高齢者比率が高い・・・といった場所であれば新規出店が無いのは当然で、むしろ、閉店が増えていくのでしょう。
新規出店の多い地域は便利になって、さらに人口も増加するという循環が起こるのですが、閉店の多い地域であれば、不便になって、さらに人口は減少するという悪循環が起こるのでしょうね。
不便な地域は、今後、ますます不便になっていくのだろうと思えます。
前提はサラリーマン時代とは違う
サラリーマンを辞めてからは活動範囲が狭くなったと感じます。
外出が減るのではなく、遠くへ行かなくなるという意味ですが、仕事のついでに〇〇に行く、出張のついでに〇〇に行く、というのが無くなりますね。
逆に、家の近所の〇〇に行く、車で軽く〇〇に行く、というのが増えますね。
そのような活動範囲の変化から考えると、リタイア後は車で軽く行くことが出来るエリアの利便性が重要であろうと思います。
自由時間が増えて、平日にも外出が出来るのに、軽く行くことが出来る範囲に楽しいものが殆どない・・・というのは残念です。
さらに、不便な地域は、今後、ますます不便になっていくのでしょうから。
理想的な場所
リタイア後は地方で生活する・・・という前提で考えます。
その地域は人口減少・高齢化が進むイマイチなエリアであっても、人口が増加する新規出店の多い地域にも車で行くことが可能で、さらに大都市にも電車で気軽に行くことが出来るような場所というのはどうでしょうか。
探すのは難しいとは思うのですが、このような条件がリタイア生活をするには理想的ではないだろうかと思います。
駅近で通勤に便利・・・という不必要な利点をカットしつつ、行きたい場所へは自由な時間を使うことで負荷なく簡単に行くことが出来る・・・という設定です。
閉店の多い地域でリタイア生活を始めると、今後はもっと残念な環境になる可能性が高いので、5年後、10年後を見据えて家選びをしなくてはなりませんね。
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