最近はFIREを目指す人が増えている・・・ということを時々聞くようになりました。
本当にリタイア生活が目指すべき対象となっているのであれば、実践した人はそれなりのステータスがあって、少しぐらいはリスペクトされるように思うのですが、実際はどうでしょうか。
イメージとしてはそうであっても、実際に働いていない人を目の前にすると、むしろ、悪い方向に感じてしまうことは多いのだろうと思えます。
悪く言えばプー太郎ですし、真面目に生産活動をしている人からすれば、受け入れにくい存在であることに間違いは無いのでしょうね。
FIREを目指す本人以外は、FIREを前向きに捉える人は少ないのかもしれません。
アーリーリタイアするから頑張る
ただ、FIREをもっと前向きに考えても良いような気がします。
FIREを目標にすることで、しなかった場合よりも、仕事を頑張ることが出来るような気がします。
実際、Ranpaもそうでしたが、ゴールが見えるぐらいの短い期間でなければ、やる気を持続させることが出来ません。
忙しくても休憩時間を取るルールがあったり、残業を増やさないルールがあるのは、働く側としても、雇用する側としても、長時間労働は効率が悪いことを理解しているからですよね。
FIREを実現させるために、生産性の高い仕事をする・・・というのは、働く側・会社側の両方にとってもプラスであろうと思うのですが。
能力給との親和性
既に、終身雇用や年功制は無くなりつつあるのですが、働き方や文化としては、まだそれなりに残っているのではないだろうか。
サラリーマンはどれだけ成果を残したか・・・だけではなく、皆と同じように働いているか・・・という点も評価ポイントであろうと思います。
成果は客観的に評価しにくいことが多いですから、ガツガツと成果にこだわって働くよりも、皆と同じように働いて調和することが重要になってしまいます。
その点、FIREを目指す人であれば、短期間で成果を出さなくてはならないので、調和よりも成果に拘ります。
恐らく、FIREと能力給との親和性は高いように思えます。
逆転の発想
FIREを目指す人が増えれば生産性が高まる・・・というのは逆転の発想となるのですが、少しは正しい部分もあるのでしょう。
FIREを目指し、実践する人が増えつつ、生産性も高まれば理想的ですね。
低効率で長時間働いていた環境から抜け出し、効率化して自由時間がもっと増える環境となれば・・・。
そうなると、FIREを実践してリタイア生活をしている人は、それなりのステータスがあって、少しぐらいはリスペクトされるようになるのだろうと思うのですが。
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